人気の来場特典とは?4つの選定ポイント・景表法など完全ガイド
この記事では、イベント主催者の皆様へ向けて、来場特典の基本知識や選定ポイント・知っておくべき「景品表示法」について解説します。効果的な特典を選び、来場者に喜んでもらえるイベントを実現するための参考として、最後までお読みください。
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目次
来場特典とは?概要や目的を紹介
来場特典とは、イベント参加者に対して提供されるプレゼントやサービスのことです。ここでは、来場特典の概要と目的について詳しく説明します。
来場特典の概要
来場特典には、電子マネーやノベルティグッズ・限定グッズなど、さまざまなものがあります。参加者に対する感謝の気持ちを示すとともに、イベントへの関心を高め参加を促進する施策としても有効です。
来場特典の質はイベントの成功に大きく関係する要素でもあるため、来場者の満足度を高める工夫が欠かせません。目的やターゲットに合わせて適切な特典を選び、効果的に活用することが求められます。
来場特典の目的
来場特典を用意する目的には、次のようなものが挙げられます。
来場特典の目的
- 来場者の誘致
- 見込み顧客情報の獲得
- 来場者の満足度向上
- 競合との差別化
- SNSでのシェア など
特典を提供する際に、アンケートや登録フォームを通じて来場者(見込み顧客)の情報を収集できます。収集したデータ(連絡先・年齢層・興味のある分野など)は、その後のマーケティング活動(メルマガの配信・新しいイベントの告知)や顧客分析に活用できる大切な情報です。例えば、次回のイベントで使えるクーポン配布などはリピーターを増やす効果が期待できます。
他社に差をつける人気の来場特典とは
他社に差をつける人気の来場特典には、どのようなものがあるのでしょうか。本章では、よく採用されている代表的な特典を4つ紹介します。
1汎用性が高い現金や電子マネー
現金やギフト券・電子マネーは利便性が高く、多くの来場者に喜ばれる特典です。現金や電子マネーは受け取った人が自分の好きなものに使えるため、少額でも満足度が高まります。
例えば、BtoC送金サービスの「ウォレッチョ」なら、ATM受け取り・銀行口座振込・電子マネー残高チャージからお好きな受け取り方法を選べます。特に現金は、どこでもすぐに使用できるので、受け取った瞬間から価値を実感できるのが魅力です。
さらに「ウォレッチョ」は、金券の在庫リスクや管理リスクもなく、現場スタッフが運用しやすいのもポイントです。
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2特別感のある高級食材や有名スイーツ
普段自分では買わないような、特別感のある高級食材や有名店スイーツは来場特典の定番です。イベント中はお腹が空いたりのどが渇いたりすることもあるため、有名パティシエのスイーツや高級ブランドのジュースなども喜ばれます。
「普段手に入らない」という特別感や高級感を演出することで来場者の満足度を高め、再来場を促進する効果も期待できます。
3ここでしか手に入らないイベントグッズ
イベントグッズは来場者の記憶に残りやすく、リピーターを増やす効果があります。イベントとキャラクターがコラボしている場合は、そのグッズを用意するのも一つです。
イベントのテーマに合ったキャラクターグッズは来場者の心に残りやすく、SNSでも写真が拡散されやすいです。有名なアニメやキャラクターとコラボすると、アニメのコアなファンがイベントに参加してくれるなどの集客効果も期待できます。
4多くの人が使う日用品
日用品は実用性が高く、多くの人に喜ばれる特典です。日常的に使うものであれば、来場者が特典を使用する機会も増えます。
来場特典としてプレゼントする日用品の例
- 食器用洗剤
- ボックスティッシュ
- タオル
「持ち帰るときに荷物になる」などのデメリットはあるものの、実用的な特典を選ぶことで来場者の生活に役立つプレゼントができます。
来場特典は景品表示法に注意しよう
景品表示法は、不当な景品類の提供や誇大表示を規制する法律です。消費者保護と企業間の公正な競争を促進するためにも、守らなくてはいけません。そのため来場特典を企画する際は、景品表示法を遵守し適切な範囲内で提供する必要があります。
前提として、来場特典は「総付景品(ベタ付け景品)にあたります。そして、総付景品には下表のとおり限度額が定められているため、来場特典として提供する景品もこの範囲内におさめなければなりません。
【来場者にもれなく景品を提供する場合】 |
Q111|当店の来店者全員に、商品を購入したかどうかにかかわらず、景品を提供したいと考えています。この場合、提供できる景品類の最高額はいくらでしょうか。 A|購入を条件とせずに、来店者にもれなく景品を提供する場合の取引の価額については、原則として100円とされていることから、提供できる景品類の最高額は200円となります。 ただし、店舗において、通常行われる取引の価額のうちの最低のものが100円を超えると認められるときは、その最低のものを取引の価額とすることができますので、この取引の価額が1,000円以上の場合は取引の価額の10分の2が提供できる景品類の最高額となります(Q72参照)。 |
来場特典を検討する際には法律に基づいた上限金額を確認し、適切な表示を心がけましょう。
来場特典を選ぶ4つのポイント
来場特典を選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえることが重要です。下記に示す4つのポイントを考慮し、来場者に満足してもらえる特典を提供しましょう。
ポイント1ターゲット層やイベントのテーマに合わせる
来場特典は、ターゲット層やイベントのテーマに合わせることが大切です。ターゲット層に合った特典は喜ばれる確率が高く、またイベントのテーマに合わせると統一感も出ます。
ターゲット層やイベントのテーマに合わせた特典の例
- 子ども向けのイベント:キャラクターグッズ
- ビジネスイベント:実用的な文房具
- 食べ物関連イベント:フォーク、スプーンなどの食器
ターゲット層とイベントテーマをよく分析し、それに合わせた特典を選ぶことで来場者の満足度を高められます。
ポイント2実用性が高いものを選ぶ
実用性の高い特典は、来場者に喜ばれる傾向があります。実用的なものは日常的に使われることが多く、来場者にとって使いやすいためです。
また、特典にロゴやブランド名を印刷しておくと、使用するたびにブランドを意識させられるメリットも期待できます。
ポイント3コストパフォーマンスを考える
限られた予算内で最大限の効果を出すためには、コストパフォーマンスを重視する必要があります。すなわち、低コストでありながら高い満足度を得られる商品を選ぶことが重要です。限られた予算内で最大の効果を引き出すためにも、下記のような方法を採用しましょう。
限られた予算内で最大の効果を引き出す方法
- 予算を超えない範囲で量の確保と単価の調整をする
- 有名ブランドや地元企業とのタイアップでコストを抑える
- 過剰な在庫を持たないための在庫管理をしっかりとおこなう
- 特典の満足度やニーズを把握するためのリサーチを欠かさない
コストと効果のバランスを取りながら、来場者に喜ばれる特典を選ぶことが大切です。
ポイント4在庫管理が楽なものを選ぶ
在庫管理が楽な特典を選ぶことで、運営側の負担を軽減できます。逆に、特典の在庫管理が煩雑になると運営の効率が低下し、イベント全体の品質にも悪影響を及ぼすおそれがあります。
例えば、賞味期限の長い食品や常温で保管できるグッズは、比較的在庫管理がしやすいです。また、電子マネーや現金は物理的な商品を必要としないため、在庫を保管するスペースが不要です。これにより、在庫管理の手間やコストを大幅に削減できます。
満足度の高い来場特典でイベントを成功させよう!
今回は、人気の来場特典や選定ポイント・知っておくべき景品表示法などを紹介しました。来場者の満足を第一に考え、ターゲット層やイベントのテーマに合わせた特典を選びましょう。
なお、多くの来場者に喜ばれやすい特典をお探しなら、受け取り方法が豊富で顧客にとって使いやすいBtoC向け送金サービス「ウォレッチョ」がおすすめです。
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- ATMからの現金受取
- 銀行口座振込
- LINE Pay
- au PAY
- PayPay
- Amazonギフトカード
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さらに、ウォレッチョ販促支援ツールのなかには「抽選会システム」もあります。抽選会システムを利用する場合もシステムの新規開発が不要なので、開発費を抑えてイベント・キャンペーンを実施できます。
また「ウォレッチョ」は、イベント・キャンペーン施策後のアンケート調査・応募者データ分析などの調査・分析も得意なので、来場特典の満足度調査や次回のイベントに向けた改善策の立案もできます。
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