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アプリダウンロードの促進事例12選!具体的なアプローチ方法も紹介

アプリダウンロードの促進事例12選!具体的なアプローチ方法も紹介

アプリのダウンロードを促進させるには、ASO対策やSNSの活用、キャンペーンの実施など、さまざまなプロモーション手法が欠かせません。

そこで本記事では、8つのプロモーション手法をもとに、さまざまな業種での成功事例を紹介します。自社アプリ成長のためのプロモーション戦略として、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

アプリのダウンロード数を促進するにはプロモーションが必須

アプリのダウンロード数を促進するにはプロモーションが必須

アプリのダウンロード数を増やすためには、効果的なプロモーション施策が不可欠です。

ここでは、なぜプロモーションが必須となるのか、その理由について「きっかけ作り」と「アクティブユーザー数」の2つの観点から解説します。

  1. プロモーションはユーザーがアプリをダウンロードする「きっかけ」作り
  2. アプリのアクティブユーザー数が売上を左右する

プロモーションはユーザーがアプリをダウンロードする「きっかけ」作り

アプリストアには数百万ものアプリ(※)があるのをご存じでしょうか。その中で、いくら自社のアプリが優れた機能やサービスを有していても、ユーザーの目に留まりにくいのが現状です。そこで重要になるのが、ユーザーの興味を引く「きっかけ」作りです。

例えば、PayPayは2024年8月時点で登録ユーザー数が6,500万人を突破。これは大規模なキャッシュバックキャンペーンによって、ダウンロードの動機付けに成功した事例のひとつといえるでしょう。

他にも、SNSでの口コミ拡散やインフルエンサーによる発信など、さまざまな施策での「きっかけ」作りが効果的です。

※2022年第3四半期時点で、Google Play:約355万、App Store:約160万

アプリのアクティブユーザー数が売上を左右する

アプリビジネスの成功には、ダウンロード数だけではなく、継続的に利用するアクティブユーザーの存在が欠かせません。

アクティブユーザー数が増えるとアプリ内での購入やサービスの利用が増加し、結果として自社の売上アップにつながります。またユーザーの利用データを分析することで、サービス改善や新機能の開発にも活かせます。

例えば、フードデリバリーアプリの「Uber Eats」では、アクティブユーザーの注文データを活用して地域や時間帯に応じたレコメンド機能を実装。利用頻度の向上に成功しています。

アプリダウンロードを促進するための8つの方法

アプリダウンロードを促進するための8つの方法

アプリのダウンロードを促進する方法はさまざまです。その中から特に効果的な8つの方法を、下表にまとめました。

方法 概要 成功事例
1.ASO対策 アプリストア内での検索順位の向上 アットホーム
2.SNS発信 SNSを活用した情報発信で認知拡大 Coke ON Uber Eats New Balance
3.プロモーション動画 アプリの特徴や使い方を動画で紹介 メルカリ
4.オンライン広告 メールマガジンなどで情報発信・広告配信 ロイヤルホスト
5.オフライン宣伝 実店舗やリアル媒体での告知 ジーユー New Balance
6.インフルエンサー活用 影響力のある人物からの紹介 メルカリ Tinder
7.イベント・キャンペーン 期間限定の特典やイベント施策を展開 Coke ON Uber Eats PayPay JAL Pokemon Go
8.口コミ・レビュー ユーザーの声を活用した訴求 スターバックス

例えば、ASO(App Store Optimization)対策ではアプリストア内での検索順位の向上を狙います。ターゲットユーザーが使用しそうな検索キーワードをアプリの説明文に組み込んだり、魅力的なスクリーンショットを用意したりして、アプリの機能や利用シーンを視覚的に訴求。アットホームのアプリでは、このASO対策によりダウンロード数が1.5倍に増加しました。

またオンライン広告は、ターゲットを絞った効率的なユーザー獲得が可能です。ロイヤルホストでは、メールマガジンを利用して既存顧客にオンライン広告を展開。アプリの認知度拡大に成功しています。

短期間でダウンロード数を大きく伸ばすなら、期間限定キャンペーンがおすすめです。PayPayはこれまでに、ターゲットユーザーに刺さるさまざまなキャンペーンを実施。その結果、わずか6年で6,500万ダウンロードを達成しています。

アプリダウンロード促進の成功事例12選

アプリダウンロード促進の成功事例12選

ここからは、アプリダウンロードの促進に成功した企業12社の事例を紹介します。業界や規模の異なる企業の取り組みをみることで、自社に適した促進方法のヒントが見つかるはずです。

  1. アットホーム|ASO対策の実施
  2. Coke ON|SNSとキャンペーンの活用
  3. メルカリ|インフルエンサーの活用とテレビCM戦略
  4. Uber Eats|キャンペーンを実施しSNSで発信
  5. ジーユー|店舗でのプロモーションとクーポンの活用
  6. Tinder|インフルエンサーマーケティングの活用
  7. PayPay|キャッシュバックキャンペーンの実施
  8. スターバックス ジャパン|モバイルオーダー導入による口コミレビューの反響
  9. JAL|特典キャンペーンとアプリの機能強化
  10. ロイヤルホスト|メールマガジンとキャンペーンの連携
  11. New Balance|オフラインとSNSの連携
  12. Pokemon Go|リアルイベントとキャンペーンの活用

事例1アットホーム|ASO対策の実施

アットホームアプリの事例紹介

出典:アットホーム

アットホームは、全国のマンションやアパート、一戸建て、店舗、事務所などの賃貸物件を探せるアプリです。ユーザーに多彩なテーマの物件特集やお役立ちコンテンツを提供しています。

プロモーション方法

  • ASO(アプリストア最適化)対策

    ・キーワード戦略の見直し

    ・「ビッグワード」ではなく、「ミドルワード」を狙う戦略を採用

アットホームアプリは、「賃貸」といった競争の激しいビックワードを避け、「賃貸 ペット可」「賃貸 学生」など特定のニーズに応えるミドルワードを狙う戦略を採用しました。

また、アプリの説明文やスクリーンショットも、ユーザー目線での最適化を実施。その結果、iOSで137%、Androidで171%というダウンロード数の増加を達成しました。

事例2Coke ON|SNSとキャンペーンの活用

Coke ONアプリの事例紹介

出典:Coke ON

Coke ONアプリは、コカ・コーラ製品の購入や楽しみ方を拡張する多機能アプリです。自動販売機でドリンクを購入するとスタンプが貯まり、15個集めると1本無料。また、歩数に応じてポイントが貯まる「Coke ON ウォーク」機能や、決済機能「Coke ON Pay」も搭載しています。

プロモーション方法

  • SNSの活用

    ・X(旧Twitter)公式アカウントを使用して、キャンペーン情報を積極的に発信

  • キャンペーンの実施

    ・スタンプを貯めると無料ドリンクチケットがもらえるなど、ユーザーにとって魅力的な特典を提供

Coke ONアプリは、SNSとキャンペーンを組み合わせた戦略により、5,500万ダウンロードという大きな成果を上げました。

X(旧Twitter)では積極的なキャンペーン情報を発信。「スタンプを貯めると無料ドリンクがもらえる」など、ユーザーにとってわかりやすい特典設計が功を奏しました。30代から40代の社会人だけではなく、主婦(主夫)やティーンエイジャーなど新たな顧客層の獲得にも成功しています。

事例3メルカリ|インフルエンサーの活用とテレビCM戦略

メルカリアプリの事例紹介

出典:メルカリ

メルカリは、個人間で簡単に中古品の売買ができるフリマアプリです。出品は写真を撮って商品説明を書くだけで完了し、AIが適正価格を提案します。購入時はクレジットカードやコンビニ決済が使え、取引はアプリ内のメッセージ機能で完結します。

プロモーション方法

  • インフルエンサーの活用

    ・ターゲット層である、20代から30代の女性に人気のタレントを起用

  • 多様なCM戦略

    ・タレントを起用しないCMやアプリの使い方解説CMも制作

    ・ユーザーの視聴時間帯によってCMを使い分け、より広範な認知度を獲得

メルカリは、インフルエンサーマーケティングとテレビCMを効果的に組み合わせ、国内6,000万、世界で1億ダウンロードを達成しました。

20代から30代の女性をターゲットにしたインフルエンサー起用と、使い方を丁寧に解説するCMを展開。特にテレビCMでは、ターゲット層の視聴時間帯に絞って出稿することで、効率的な認知拡大を実現しました。

事例4Uber Eats|キャンペーンを実施しSNSで発信

Uber Eatsアプリの事例紹介

出典:Uber Eats

Uber Eatsは、飲食店の料理を自宅やオフィスに届けるフードデリバリーアプリです。地域の多様なレストランから好みの料理を選び、数タップで注文完了。支払いはクレジットカードやPayPayなど複数の方法から選択可能です。

プロモーション方法

  • キャンペーンの実施

    ・初回利用者に割引キャンペーン

  • SNSで発信

    ・X(旧Twitter)公式アカウントを使用し、キャンペーン情報を積極的に発信

Uber Eatsは、初回注文時の割引キャンペーンとSNSを活用した情報発信の組み合わせで、フードデリバリー市場シェア57.3%を獲得しました。

キャンペーンでは、新規ユーザー向けの割引額を地域や時期によって柔軟に設定。また、X(旧Twitter)の情報発信では、ゴールデンウィークやハロウィンなど、季節のイベントに合わせたお得な情報を発信しています。

事例5ジーユー|店舗でのプロモーションとクーポンの活用

ジーユーアプリの事例紹介

出典:ジーユー

ファストファッションブランドGU(ジーユー)の公式アプリです。最新のコレクションをアプリ上で簡単に閲覧・購入でき、店舗の在庫状況もリアルタイムで確認可能。アプリ限定のクーポンや特別セールも頻繁に実施され、お得に買い物ができます。

プロモーション方法

  • オフライン宣伝

    ・店舗内でアプリのダウンロードを促進するためのポスター、POP、QRコードを設置

  • クーポンの活用

    ・アプリをダウンロードすると、クーポンや特典がもらえるキャンペーンを実施

店舗内の目立つ場所にアプリダウンロードを促すポスターやPOPを設置し、QRコードで簡単にダウンロードできる動線を確保。

さらに、アプリダウンロード特典として即日使えるクーポンを提供することで、その場での購買行動も促進しています。ユーザーがアプリを活用する動機が増加し、再来店率も向上しました。

事例6Tinder|インフルエンサーマーケティングの活用

Tinderアプリの事例紹介

出典:Tinder

Tinderは世界最大級のマッチングアプリで、写真をスワイプするだけの直感的な操作が特徴です。位置情報を利用して近くのユーザーを表示し、年齢や距離などで検索条件を設定可能。プロフィールには趣味や職業なども記載でき、似たような属性の人とマッチングしやすくなっています。

プロモーション方法

  • インフルエンサーの活用

    ・お笑い芸人や実業家、動画クリエイター、モデルと多様な分野のインフルエンサーを起用

    ・インフルエンサーを通じて、Tinderの多様性をアピール

Tinderは、多様なインフルエンサーを活用した独自のマーケティング戦略で成功を収めています。

お笑い芸人、実業家、動画クリエイター、モデルなど、異なる分野で活躍する著名人を起用し、「愛は他人と。」というメッセージを展開。従来の恋愛アプリというイメージを超え、多様な出会いを提供するプラットフォームとしてのブランド価値を確立しました。

事例7PayPay|キャッシュバックキャンペーンの実施

PayPayアプリの事例紹介

出典:PayPay

PayPayは、QRコード決済を中心としたモバイル決済アプリです。店舗での支払いはQRコードを読み取るだけで完了し、個人間送金も簡単に行えます。また、公共料金や税金の支払いにも対応しており、生活のあらゆる場面でキャッシュレス決済が可能です。

プロモーション方法

  • キャッシュバックキャンペーンの実施

    ・「超PayPay祭」など、大規模なキャッシュバックキャンペーンを実施

    ・さまざまな期間限定キャンペーンを実施し、アプリのダウンロードを促進

PayPayは、キャッシュバックキャンペーンを中心とした攻めのプロモーション戦略で、サービス開始からわずか6年で6,500万人のユーザーを獲得しました。

「超PayPay祭」では、決済額の最大100%還元という魅力的な特典を提供し、新規ユーザーの獲得を促進。また、加盟店と連携した地域限定キャンペーンも展開し、地方でのユーザー基盤も着実に拡大しています。

なお、キャッシュバックキャンペーンを成功させるためには、どのような戦略立案をするかがポイントです。当サイトでは、「ブランドバリューを損なわずキャッシュバックを訴求する3つのプランニング術」というお役立ち資料を無料配布しています。キャッシュバックに関して、豊富な知見を持つ担当者のノウハウが満載ですので、ぜひ下記のボタンからダウンロードしてご確認ください!

事例8スターバックス ジャパン|モバイルオーダー導入による口コミレビューの反響

スターバックス ジャパンアプリの事例紹介

出典:スターバックス ジャパン

スターバックス ジャパンの公式アプリでは、モバイルオーダーや支払い、リワードプログラムの管理ができます。また、購入金額に応じてスターが貯まり、特典と交換可能。新商品情報やキャンペーン情報もアプリを通じて配信され、お得な情報をいち早くキャッチできます。

プロモーション方法

  • 「Mobile Order & Pay」の導入

    ・顧客が事前にアプリで注文し、店舗で受け取ることができる

    ・レジに並ぶことなくスムーズに商品を受け取れ、顧客満足度が向上

スターバックスは、「Mobile Order & Pay」機能の導入により、アプリの利便性を大きく向上させました。

店舗での待ち時間を解消できる点が口コミで高評価を獲得し、アプリストアでの評価も上昇。さらに、アプリ限定のカスタマイズオプションや新商品情報の配信により、ユーザーエンゲージメントも向上しています。

事例9JAL|特典キャンペーンとアプリの機能強化

JALアプリの事例紹介

出典:JAL

JAL(日本航空)の公式アプリでは、航空券の予約や搭乗手続きが簡単に行えます。国内線・国際線の空席照会や運賃の確認、予約変更も可能。また、モバイル搭乗券機能を使えば、スマートフォンを搭乗券として利用できます。

プロモーション方法

  • 特典キャンペーンの実施

    ・条件達成によってマイルやポイントをプレゼントするキャンペーンを実施

  • JALマイレージバンクアプリ(JMBアプリ)の機能強化

    ・日常的にマイルを貯められる機能を追加

JALは、マイレージプログラムとアプリの機能を効果的に連携させることで、ダウンロード促進とアプリの継続利用を実現しています。

予約や搭乗時にアプリを利用すると、ボーナスマイルが貯まる仕組みを導入。アプリ利用のメリットを明確化しました。また、モバイル搭乗券機能の追加により、利便性も大幅に向上しています。

事例10ロイヤルホスト|メールマガジンとキャンペーンの連携

ロイヤルホストアプリの事例紹介

出典:ロイヤルホスト

ファミリーレストランチェーン「ロイヤルホスト」の公式アプリです。店舗検索やメニュー閲覧はもちろん、アプリ会員限定のクーポンや特典が利用可能。誕生日月には特別なクーポンが発行されるなど、お得に食事を楽しめます。

プロモーション方法

  • メールマガジン会員への周知

    ・既存のメールマガジン会員に対してアプリのダウンロードを促す施策を実施

    ・メールマガジンを通じてアプリの利点や特典を紹介

  • アプリユーザーにインセンティブを提供

    ・クーポンやポイントを提供

    ・プッシュ通知を活用してキャンペーンや特典情報をリアルタイムで配信

ロイヤルホストは、既存顧客の活性化に焦点を当てたアプローチで成功を収めています。

既存のメールマガジン会員に対し、アプリ限定クーポンや特典情報を戦略的に配信。特に、誕生月限定クーポンやプッシュ通知による来店促進策が効果を発揮し、フード/ドリンクカテゴリでアプリストア1位を獲得しました。

事例11New Balance|オフラインとSNSの連携

New Balanceアプリの事例紹介

出典:New Balance

スポーツブランド「New Balance」の公式アプリです。最新の商品情報やコレクションを閲覧でき、アプリ内で直接購入することも可能。また、店舗検索機能や在庫確認機能の活用により、欲しい商品をすぐ手に入れやすくなります。

プロモーション方法

  • オフラインイベントの開催

    ・特定の店舗やイベントでのプロモーション活動を通じて、アプリのダウンロードを促進

    ・実店舗での体験イベントやランニングイベントなど

  • SNSキャンペーンの展開

    ・InstagramやX(旧Twitter)などで、特定のハッシュタグを使用して投稿することで、抽選で商品が当たる企画など

New Balanceは、実店舗でのイベントとSNSを組み合わせた独自のプロモーション戦略で成功を収めています。

体験イベントやランニングイベントを開催し、参加者のアプリダウンロードを促進。さらに、InstagramやX(旧Twitter)でのハッシュタグキャンペーンと連動させることで、オーガニックな拡散も実現しました。

事例12Pokemon Go|リアルイベントとキャンペーンの活用

Pokémon GOアプリの事例紹介

出典:Pokemon Go

Pokemon Goは、位置情報とAR(拡張現実)技術を使用した、革新的なモバイルゲームアプリです。プレイヤーは現実世界を歩き回りながら、スマートフォンの画面上に表示されるポケモンを捕まえます。季節ごとのイベントや、新しいポケモンの追加など、常に新鮮なコンテンツが提供されています。

プロモーション方法

  • オフラインイベントの開催

    ・定期的に開催されるリアルイベントで、参加者同士の交流やコミュニティ形成を促進

  • キャンペーンの活用

    ・特別なポケモンやアイテムが手に入るキャンペーンが実施され、ユーザーのアプリダウンロードを促進

Pokemon Goは、リアルイベントとキャンペーンを効果的に組み合わせ、継続的なユーザー獲得を実現しています。

定期的に開催されるコミュニティデイやGo Festなどのイベントでは、特別なポケモンやアイテムが登場し、新規ユーザーの獲得と既存ユーザーの活性化に成功。また、季節イベントと連動したキャンペーンを展開することで、継続的なアプリ利用を促進しています。

アプリプロモーションを成功させるための3つのポイント

アプリプロモーションを成功させるための3つのポイント

アプリプロモーションを成功させるには、戦略的なアプローチが必要です。最後に、主な3つのポイントを紹介します。

  1. 明確なKPIを設定する
  2. 競合他社の分析をする
  3. PDCAサイクルを継続的に実施する

ポイント1明確なKPIを設定する

アプリプロモーションの成功には、具体的な数値目標(KPI:重要業績評価指標)の設定が不可欠です。「3ヵ月で100万ダウンロード」のような明確なKPIを掲げ、それに向けて施策を展開します。業界平均値を参考にしながら、現実的な目標を設定しましょう。

例:時間軸に応じた指標の設定

  • 短期目標:ダウンロード数
  • 中期目標:継続率やアクティブユーザー数
  • 長期目標:売上やLTV(1人のユーザーから得られる生涯の収益)

ポイント2競合他社の分析をする

効果的な施策を見出すためには、競合他社の分析も忘れてはいけません。例えば次のような内容を把握し、自社の戦略立案に活かします。

  • アプリストアでの説明文やスクリーンショット
  • ユーザーレビューの内容と対応状況
  • 更新頻度とその内容
  • プロモーション方法や特典
  • キャンペーンの実施時期

競合他社の分析から得た知見をもとに差別化を図り、アクティブユーザーを獲得していきましょう。

ポイント3PDCAサイクルを継続的に実施する

アプリプロモーションの成功には、PDCAサイクルの継続的な実施が欠かせません。綿密な計画(Plan)をもとに施策を実行(Do)したあとは、定期的なデータ確認(Check)と検証結果を踏まえた改善(Act)が重要です。データ確認では、次のような指標を踏まえながら、当初設定した目標に対して方向性のズレが生じていないかを慎重に確認していきます。

  • ダウンロード数
  • 継続利用率
  • コスト効率

また、精度の高い分析を実現するために、A/Bテストの実施やユーザーからのフィードバック収集も効果的です。

このように、綿密な計画と実行、そしてデータに基づいた継続的な改善プロセスこそが、アプリプロモーションの成功への近道となるのです。

アプリダウンロードの促進事例から成功法則を学んで売上アップにつなげよう!

アプリダウンロードの促進事例から成功法則を学んで売上アップにつなげよう!

アプリダウンロードの促進には、ASO対策からSNS活用、キャンペーン実施まで、さまざまな手法があります。今回ご紹介した12社の成功事例からは、自社に合った促進方法のヒントが得られたのではないでしょうか。

大切なのは、明確なKPIを設定し、競合分析を実施しつつ、PDCAサイクルを回すという基本に忠実に取り組むことです。まずは、自社アプリの特徴や強みを活かせる施策を1つ選び、具体的なアクションを起こしていきましょう。

なお、本記事で紹介した成功事例からもわかるとおり、ユーザーにわかりやすい特典が付いたキャンペーン施策が効果的です。BtoC送金サービス「ウォレッチョ」では、下記のような機能・サービスでキャンペーンの成功をサポートいたします。

ご提供できる機能・サービスの例

  • キャンペーンサイトの制作・運営
  • ターゲットに響く企画の提案
  • 効果測定のためのデータ分析
  • 現金や電子マネーなど、選べる5つの送金サービス

デジタルインセンティブや返金など、さまざまなシーンでご利用いただける点も特長です。

ウォレッチョの利用シーン

下記から資料をダウンロードして、アプリダウンロード促進に効果的なキャンペーン施策をご検討ください。

執筆者:草刈直弘
この記事を書いた人

草刈直弘

株式会社スコープ ウォレッチョ事業責任者。スコープ入社後、大手流通・外資系日用品メーカーなどの販促支援に従事。大手アパレル×衣料用洗剤ブランドタイアップ、家電ブランド店頭販売員教育プログラムのデジタル化などの新規案件を数多く担当。キャッシュバック販促のDXから着想を得て、2021年にウォレッチョ事業を立ち上げ~現職。

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