送金サービスとは?BtoC・BtoB向けの違いや導入メリット・注意点を解説

送金サービスとは?BtoC・BtoB向けの違いや導入メリット・注意点を解説
送金サービスとは?BtoC・BtoB向けの違いや導入メリット・注意点を解説

事業を運営するうえで欠かせないのが「送金業務」です。しかし、毎月の振込件数が増えるにつれて、「振込作業や手数料の負担が重い」「個人情報を預かるリスクが怖い」といった悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。

本記事では、企業の送金業務における経理負担を軽減する送金サービスの基本的な仕組みから、BtoC向け・BtoB向けの違い、導入メリット、注意点までを詳しく解説します。本記事を参考に、自社の業務効率化に役立つ最適な送金サービスを見つけましょう。

なお「BtoC送金サービスの選び方を早く知りたい」という方には、無料のお役立ち資料もご用意しています。記事とあわせて、ぜひご活用ください。

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送金サービスとは、企業が行う資金移動を金融機関に代わって代行するソリューション

送金サービスとは、企業が行う資金移動を金融機関に代わって代行するソリューション

企業が複数の取引先や個人に資金を送る際、1件ずつ振込作業を行うと多大な手間とコストがかかります。ここでは、その課題を解決する「送金サービス」の基本的な仕組みと、なぜ今、サービスの導入が必要とされているのかを解説します。

送金サービスの基本的な仕組み

送金サービスとは、企業が行う資金移動を金融機関に代わって代行するソリューションのことです。

一般的な送金サービスの仕組みは、下記のとおりです。

【仕組みのポイント】

  • 企業は送金サービスの管理画面にアクセスし、「誰に・いくら送るか」というデータをCSVファイルなどで一括登録する
  • サービス側が企業に代わって、独自の中継ネットワークなどを利用し、受け取りに指定された相手(取引先や個人)の銀行口座や電子マネーなどへ資金を移動させる

なぜ今、送金サービスが必要とされているのか?

これまで金融機関などを利用していた企業が、なぜ送金サービスを導入し始めているのか。その背景には、下記のような経理現場の切実な課題があります。

【企業が抱える送金業務の課題】

  • コストの圧迫
    ・ネットバンキングの他行宛て振込手数料(数百円/件)は、件数が多いほど利益を圧迫する
  • 人的ミスと組戻しの手間
    ・手作業による口座番号やカナ名義の入力ミスが発生すると、振込エラーとなる
    ・「組戻し(銀行への返金・再手続き)」のための余分な手数料とお客様への再確認の手間がかかる
  • 個人情報の管理リスク
    ・送金先の銀行口座などのセンシティブな個人情報を自社で収集・保管することは、情報漏洩リスクに直結する

こうした経理現場の「コスト」や「リスク」といった課題を根本から解決する手段として、送金サービスの導入が多くの企業で進んでいます

送金サービスには「BtoC向け」と「BtoB向け」の2種類がある

送金サービスには「BtoC向け」と「BtoB向け」の2種類がある

送金サービスは、送金先が個人か企業かによって大きく2つの種類に分けられます。自社が抱えている送金業務の課題を解決するためにも、それぞれの特徴を正しく理解しておきましょう。

BtoC(個人)向け送金サービスの特徴

BtoC(個人)向けの送金サービスは、主に「不特定多数の個人に対する支払い」を効率化するサービスです。

口座番号を知らなくても、メールアドレスやSMS(電話番号)などで送金できる仕組みが主流です。また、受け取る側が「銀行振込」や「電子マネー」など好きな方法を選べる機能(マルチ受取)も充実しています。

【具体例】

「BtoC送金サービス」のより詳しい仕組みを知りたい方は、下記の記事もぜひご覧ください。

「BtoC送金サービスのおすすめ7選!仕組みから導入メリット・選び方まで徹底解説!」

BtoB(企業)向け送金サービスの特徴

BtoB(企業)向けの送金サービスは、主に「取引先に対する定期的な大口支払い」や「従業員に対する経費精算」などを効率化するサービスです。

受け取った請求書の自動読み取り(OCR)や、会計ソフト・ERP(基幹システム)とのシームレスなデータ連携に優れているのが特徴です。また、フリーランス向けの源泉徴収額の計算から支払明細の発行までを一元管理できる送金サービスも存在します。

【具体例】

  • 月末に集中する、数十社の協力会社への買掛金の支払い
  • 毎月発生する、業務委託先のフリーランスへの報酬支払い
  • 従業員に対する、立替経費の精算や給与の振込

送金サービスを導入する3つのメリット

送金サービスを導入する3つのメリット

送金サービスを導入することで得られるメリットは、主に下記の3つです。

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

メリット1.振込手数料・送金コストの削減

送金サービスでは、独自の中継システムや提携ネットワークを活用しているため、通常の銀行振込よりも1件あたりの振込手数料や送金コストを大きく抑えられます

【具体例】

  • 毎月の振込手数料
    ・月に1,000件の他行宛て送金を行う場合、通常のネットバンキング(約300円/件)から代行サービス(約100円/件)へ切り替えるだけで、年間240万円のコスト削減が実現する
  • 現金書留や組戻しにかかる送金コスト
    ・現金書留を利用して1件500円以上のコストをかけていたり、口座番号の入力ミスによる「組戻し(銀行への返金・再手続き手数料)」が発生していたりする企業も少なくない
    ・送金サービスを導入すれば、こうした余分な出費を大幅に削減できる

このように、目に見える1件あたりの振込手数料だけでなく、現金書留や組戻しといった送金コストもまとめて削減できるのが、送金サービスの大きなメリットです。

メリット2.経理工数の削減と人的ミスの防止

多くの送金サービスは、CSVファイルの一括アップロードやAPI連携に対応しています。そのため、数千件にのぼる送金データであっても、わずか数分で送金指示が完了します。

従来までの送金業務では、お客様から口座情報を集めたり、請求書を見ながらネットバンキングへ1件ずつ手入力したりと、アナログな作業に膨大な手間がかかっていました。送金サービスを利用すれば、「受け取る人が自分で口座を入力する仕組み」や「システム間のデータ自動連携」の構築が可能です。それによって、経理担当者の手入力とダブルチェックによる工数の削減が期待できるのです。

なお株式会社スコープが提供する「ウォレッチョ」なら、お客様に受取用のURLをひとつ送るだけで送金が完了します。万が一お客様自身が口座番号の入力ミスをした場合でも、エラーを即座に検知し、その場でお客様自身が修正・再送できるシステムを採用しています。

ウォレッチョのサービスの特長

お客様への返金やキャンペーンの謝礼など、BtoC送金の手間にお悩みの方は、ぜひ下記のボタンからウォレッチョの詳細をチェックしてみてください。

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メリット3.情報漏洩リスクの低減とセキュリティ強化

多くの個人向け(BtoC)の送金サービスでは、「送金案内を受け取ったお客様が、セキュリティで保護されたシステム上で口座情報を入力する」仕組みが採用されています。そのため、企業側はお客様の口座情報を一切保有・管理する必要がなくなり、安心・安全な運用体制を構築可能です。

氏名や銀行の口座番号といった機密性の高い個人情報を、自社のExcelファイルやサーバー内に長期間保管することは情報漏洩リスクにもつながります。口座情報を自社で持たない仕組みは、セキュリティ対策としても非常に有効な手段です。

送金サービスを利用する際の3つの注意点

送金サービスを利用する際の3つの注意点

送金サービス導入には多くのメリットがある一方で、運用にあたって注意すべきポイントも存在します。導入後に「想定していた運用ができない」といったトラブルを防ぐためにも、下記の3つの注意点を必ず確認しておきましょう。

注意点1.事前の資金移動(入金)と社内承認フローの再構築が必要になる

多くの送金サービスは「デポジット型(事前入金方式)」を採用しており、事前の入金が必要です。

「いざ送金しようとしたら、残高不足でエラーになった」という事態を防ぐためにも、あらかじめ「いつ・誰が・いくら事前入金するのか」という社内承認フローを再構築しておきましょう。

なお、BtoC送金サービス「ウォレッチョ」なら事前の預け入れは一切不要です。運営会社である株式会社スコープが送金資金を立て替え、後日まとめて請求書でのご精算が可能です。

BtoC送金サービス「ウォレッチョ」

「前払いのための社内調整がネックになっている」「自社の場合はどのように運用できるか知りたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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注意点2.導入するシステムと自社のIT環境が適合しているか確認する

導入する送金サービスのシステムと、自社のIT環境が適合しているかの確認も必要不可欠です。どれだけ高機能で手数料が安いサービスでも、現場の担当者が使いこなせなければ意味がありません

【具体例】

  • 自社はExcelでの顧客管理が中心なのに、高度な「API連携」を前提としたサービスを選んでしまい、エンジニア不在で稼働できない
  • アップロードするCSVの指定フォーマットが複雑で、毎回手作業でデータを加工する手間が発生している

現場の運用フローとミスマッチを起こさないよう、トライアル環境などで管理画面の操作性を事前にチェックしましょう。

注意点3.サービス障害・トラブル時の「サポート体制」が十分か確認する

システムである以上、一時的な障害や遅延が発生する可能性はゼロではありません。特にBtoC領域(キャンペーン謝礼や返金など)では、「送金が遅れている」や「受け取り方がわからない」といったお客様のトラブルには注意が必要です。

最悪の場合、企業のSNS炎上やブランドイメージの低下、カスタマーサポートへのクレーム殺到に直結するおそれがあります。

こうした事態に備え、迅速なサポート窓口の有無や、ユーザー自身でミスを修正できるわかりやすい画面設計(UI)であるかを事前に確認しておきましょう。

【種類別】自社に合う送金サービスを選ぶ際のポイントを紹介

【種類別】自社に合う送金サービスを選ぶ際のポイントを紹介

数ある送金サービスの中から自社に最適なサービスを選ぶためには、どのような基準で比較すれば良いのでしょうか。ここでは、BtoC向け・BtoB向け送金サービスを選ぶ際に重視すべきポイントを解説します。

BtoC(個人)向け送金サービスを選ぶ際のポイント

一般消費者や個人への送金がメインである場合、自社の効率化以上に「受け取るユーザー側の利便性(UX)と満足度」を優先して比較しなければなりません。

【具体例】

  • 受取時の心理的ハードルは低いか
    ・専用アプリのダウンロードや面倒な会員登録を強制すると、途中で離脱(受取放棄)されてしまい、結果的に企業への問い合わせが増加する
  • 受取手段(マルチ受取)は豊富か
    ・「銀行口座を教えたくない」「すぐ現金で欲しい」「PayPayなどの電子マネーにチャージしたい」など、個人のニーズは多様化している
    ・銀行振込一択ではなく、受け取る側が自由に手段を選べるサービスを選ぶことが、クレーム削減と満足度向上に直結する

BtoC向け送金においては、「いかにお客様に手間をかけさせず、スムーズに受け取ってもらえるか」という視点で送金サービスを見極めましょう。

BtoC送金サービスの選び方についてさらに詳しく知りたい方は、下記の資料もご覧ください。

BtoC送金サービスの選び方について

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BtoB(企業)向け送金サービスを選ぶ際のポイント

取引先など企業間の支払いがメインである場合、重視すべきは「既存の社内システムとの連携性」と「承認フロー」です。

【具体例】

  • 既存の社内システムと連携できるか
    ・自社で導入している会計ソフト(freeeやマネーフォワードなど)や請求書管理システムと、シームレスにデータ連携ができるかを確認する
    ・ここが不十分だと、「結局手作業でデータを移し替える手間が発生した」という失敗につながりかねない
  • 承認フローや権限設定に対応しているか
    ・社内の担当者と承認者(上長)の権限をシステム上で細かく設定できるかを確認する
    ・この設定が甘いと、「社内のコンプライアンス基準を満たせず導入できなかった」という事態になりかねない

BtoB向け送金においては、機能単体で比較するのではなく、「自社の既存の業務フローや社内規定に無理なく組み込めるか」という視点で送金サービスを見極めることが重要です。

送金サービス選びに迷ったら比較検討がおすすめ

現在、多種多様な送金サービスが提供されており、料金体系(月額固定か、初期・月額無料の従量課金か)や対応している受取方法(銀行振込、電子マネー、現金など)は各社で大きく異なります。

また、システムの連携性やサポート体制など、サービスごとに得意とする領域も違います。そのため、手数料の安さだけで選ぶのではなく、自社の課題に合わせて複数のサービスを比較検討することが重要です。

下記の記事では、代表的な送金サービスを比較・解説しています。「自社にはどのサービスが合っているのか」「各社の機能や手数料を一覧で比較したい」という方は、ぜひ導入検討の参考にしてください。

おすすめの送金サービス比較12選!導入に失敗しない選び方のポイントも解説

【活用事例】送金サービスの導入で工数・コストを1/6以下に削減

【活用事例】送金サービスの導入で工数・コストを1/6以下に削減

最後に、実際にBtoC向け送金サービス「ウォレッチョ」を導入し、長年の課題であった「返金フローの大幅な改善」を実現した自動販売機ベンダー様の事例を紹介します。

【背景】

  • 自動販売機の釣銭切れや商品詰まりなどのトラブルにより、お客様への少額返金(数百円程度)が日常的に発生していた

【導入前の課題】

  • 返金手段として「現金書留」を利用していたため、数百円を返すために500円以上の郵送費・専用封筒代・手数料がかかり、費用対効果が合っていなかった
  • 宛名書きや現金の封入作業といった手作業の負担が重く、担当者の工数を圧迫していた

【導入後の効果】

  • お客様のスマートフォン(メールやSMSなど)宛てに送金URLを案内するデジタル送金フローへ変更
  • 結果として、1件あたりの返金にかかるトータルコストを従来の「1/6以下」に大幅削減
  • 手作業による業務負担も解消された

本事例の詳細について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

返金対応の工数・コストを1/6以下に削減した自動販売機ベンダーの事例

自社に合った送金サービスを理解し、業務の効率化を実現しよう

自社に合った送金サービスを理解し、業務の効率化を実現しよう

送金サービスを活用すれば、1件ごとの振込手数料を抑えられるだけでなく、経理担当者の「入力・確認」といった手作業を根本からなくすことが可能です。また、受け取った本人が口座を入力する仕組みを利用すれば、企業側で個人情報を保有・管理するリスクも回避できます。

自社の送金先(個人か企業か)に合わせて無理なく運用できる最適な送金サービスを選び、安全でスムーズな送金フローを確立していきましょう。

なお、株式会社スコープが提供するBtoC送金サービス「ウォレッチョ」なら、お客様に受取用のURLをひとつ送るだけで、銀行口座や各種電子マネーへの送金が完了します。また、多くのサービスでネックとなる「事前の資金預け入れ」も一切不要なため、社内調整の負担なくスムーズに導入・運用できます。

ウォレッチョを導入するメリット

「自社の送金フローをどう改善すればいいかわからない」「返金・キャッシュバックなどの手作業をなくしたい」とお悩みの方は、ぜひお気軽に「ウォレッチョ」へご相談ください。

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