ロイヤリティプログラムの成功事例8選!設計から運用まで成功のコツを徹底解説

ロイヤリティプログラムの成功事例8選!設計から運用まで成功のコツを徹底解説
ロイヤリティプログラムの成功事例8選!設計から運用まで成功のコツを徹底解説

本記事では、ナイキ・スターバックス・楽天・無印良品など、ロイヤリティプログラムの成功事例8選を紹介。さらに、成功企業に共通する3つのポイントや設計・運用のコツ、導入時によくある失敗と対策までわかりやすく解説します。顧客をファン化し、売上を伸ばす施策のヒントとしてお役立てください!

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※本記事は2026年7月の情報をもとに執筆しています。

【成功事例1.ナイキ】会員限定のコミュニティと特典でブランド価値を向上

実施企業
主な成果・全世界で数億人規模の会員を獲得し、D2C(自社直販)売上の増加に貢献
・会員限定の価値を全面に出すことで、価格競争に巻き込まれることなく利益率が向上

ナイキでは「Nike Membership(ナイキメンバーシップ)」というロイヤリティプログラムを導入。価格を下げて売るのではなく、「ナイキの会員でなければ手に入らない」という希少性と特別感をフックに、ファンコミュニティを育成しています。会員に提供するのは、限定スニーカーの先行購入権や専門のアドバイス、無料のワークアウトアプリなどの特別な価値です。
顧客のスポーツライフに深く入り込む特典で、ブランドへの強い愛着(ロイヤリティ)を生み出しています。

◎ロイヤリティプログラムの施策例と顧客に働く心理
施策例顧客に働く心理の例
会員限定の商品・先行販売「会員でなければ手に入らない」
場所や行動と連動したゲーム的な購入体験「参加すること自体が楽しい」
トレーニングアプリなどの無料コンテンツ「買わなくてもこの価値を受け取れるなら、会員になればもっとお得では?」

◎成功のコツ

  • アプリを通じて日常的な接点をつくり、購買時以外でもブランドとの接点をキープし続けている

会員登録の仕組みやメリットについて詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

会員登録するとどうなる?企業の導入メリットと課題とは

会員登録で得られる4つのメリットと成果を出すための運用ポイント

【成功事例2.マリオットインターナショナル】会員ランク別のVIP体験で特別感を演出

実施企業
主な成果・2025年の会員数が全世界で約2.7億人
・会員に手厚い特典を用意することで自社サイトからの予約を促進(旅行予約サイトに支払う手数料の削減につながる)

マリオットインターナショナルでは「Marriott Bonvoy(マリオットボンヴォイ)」というロイヤリティプログラムを導入。年間宿泊数などの条件に応じて、5段階の会員ランクが用意されています。ランクが上がるごとに客室アップグレード、レイトチェックアウト、ラウンジ利用、ボーナスポイントなどの特典が追加されるのが特徴です。
単なる割引ではなく、特別感や優越感を提供することで、継続利用とブランドへの愛着を高めています。

ロイヤリティプログラムの施策例と顧客に働く心理
施策例顧客に働く心理の例
上位ランクほど手厚い特典「もう少しで次のランクに届く」「上を維持したい」
上位ランク限定の客室アップグレードやラウンジ利用「特別扱いされている」という優越感・満足感
提携クレジットカードの展開旅行以外でもポイントがたまり、「効率良くランクアップを目指せてお得」
  • ランクアップという明確な目標を設け、継続利用を促している

  • 利用するほど自分だけのメリット(特別感・満足感)が増す設計により、他社へ乗り換えにくい仕組みを構築している

【成功事例3.ヤッホーブルーイング】定期便と限定イベントで熱狂的ファンを育成

実施企業
主な成果・ファンイベントは5,000人を超える規模に成長
・定期便による購入ルートが確立し、売上の安定化に貢献
・会員が自発的にブランドの魅力を発信するアンバサダーとなり、新規顧客の獲得コストを抑制

ヤッホーブルーイングは定期便会員向けの「ひらけ!よなよな月の生活」を軸に、ファンとの絆を深めるロイヤリティプログラムを導入。会員は限定ビールの先行購入や、大人気のファンイベントよな友の集(つどい)」への参加など、特別な体験が味わえます。
ブランドの世界観を一緒に楽しむ体験を提供して熱量の高いファンを育て、他社に代えがたい強い愛着を生み出しているのが特徴です。

ロイヤリティプログラムの施策例と顧客に働く心理
施策例顧客に働く心理の例
限定ビールの最速体験権「まだ誰も経験していない」という特別感・知的好奇心
ファンイベントへの優先参加権ブランドとの一体感・帰属意識の向上
限定会報誌・限定ストア「自分だけのお得な情報がある」という特別感
  • ビールという「モノ」を売るだけでなく、ファンが集まるコミュニティやイベントという「体験」を提供し、熱狂的なファンを育てている

  • 定期便による「日常的な接点」と、限定イベントによる「非日常の感動体験」を組み合わせ、離反顧客が発生しにくい仕組みを構築している

顧客離れ(離反顧客)を防ぐ施策は、次の記事でも紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

離反顧客を「優良顧客」へ変える4つの実践的施策!成功事例つき解説

顧客離れの原因は?5つの対策と成功ポイントを解説

オンラインとオフラインを組み合わせた会員獲得の施策について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

会員獲得施策8選!オンライン×オフラインで成果を上げる方法

【成功事例4.スターバックス】アプリ連携による購買のパーソナライズでLTVを最大化

実施企業
主な成果・会員数は2025年3月時点で約1,500万人に拡大
・強固なリピーター基盤に支えられ、2025年9月期の売上高は3,401億円(5期連続の増収)

スターバックスでは、「STARBUCKS® REWARDS(スターバックス®リワード)」というロイヤリティプログラムを導入。Web登録済みのスターバックスカードでの決済に応じ、60円(税込)に対して「Star」と呼ばれるポイントが一つたまります。たまったポイントはドリンクやフード、グッズなどと交換できるほか、個人の購入傾向に応じたおすすめや限定キャンペーンも受け取れます。
また、アプリに記録される顧客データの分析により、パーソナライズの提案も可能となりました。購買のデジタル化で、LTV(顧客生涯価値)の最大化につなげています。

ロイヤリティプログラムの主な施策と顧客に働く心理
施策例顧客に働く心理の例
少額でもポイントがたまる仕組み「すぐにたまってお得」「これならすぐに交換できそう」
購入履歴データを活用した個別の情報配信「自分向け」という特別感・納得感
アプリへの機能の一元化ストレスフリー・「面倒くさくなくて便利」
  • ポイント交換のハードルを低く設定し、ライトユーザーでもすぐに恩恵を感じられる設計で継続利用につなげている
  • よく買う商品などのデータをもとに、一人ひとりに合ったおすすめや限定クーポンを届けている

スターバックスでは、どのようなロイヤリティプログラムがうれしいか、2024年5月に一部の会員対象にアンケートを実施しました。その中で最も要望が多かった500円分のeTicketを実装して高い評価を得ています。
このように、ロイヤリティプログラムは顧客の声を反映すると、多くの人に刺さりやすくなります。回答した方にとっても「自分の意見が採用された」という満足感で、より愛着が増すでしょう。

アンケートの回答数を集めるには、謝礼を用意するのがおすすめです。中でも、近年はデジタルギフトの人気が高まっています。デジタルギフトは他の媒体に比べて配布コストや手間がかからず、即時性があるため、受け取る側にも「魅力的」と高評価です。

デジタルギフトを提供している企業は何社もあります。中でも、アンケートを実施するなら、株式会社スコープのBtoC送金サービス「ウォレッチョ」がおすすめです。

ウォレッチョのサポートメニュー

▲ウォレッチョのサポートメニュー

  • キャンペーン施策後の応募者データ分析、ポストアンケート調査などの設計が得意
  • 専用応募用紙・ハガキからの応募受付にも対応
  • サービスの満足度調査や次回の施策に向けた改善案の立案サポートも可能

「興味はあるけどリソースが足りない」とお悩みの方は、企画段階から丸ごと相談できる「ウォレッチョ」にお任せください。アンケートの企画・運営から各種キャンペーンの実施、効果測定まで、一貫したサポートが可能です。スモールスタートにも対応している「ウォレッチョ」の詳細は、ぜひ下記ボタンから資料を無料でダウンロードのうえご確認ください!

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【成功事例5.コストコ】年会費制でも「元を取りたい」心理でリピートを生む

【成功事例5.コストコ】年会費制でも「元を取りたい」心理でリピートを生む
実施企業
主な成果・有料の会員制ながら、大容量・低価格の価値で支持を集め、全国へ着実に店舗数を拡大
・上位会員向けの2%還元(エグゼクティブリワード)などで、来店頻度・購入額の底上げにつなげている

コストコは、年会費を払った会員だけが利用できる会員制の倉庫型店舗です。個人向けの「ゴールドスター会員」は年会費5,280円(税込)。最上位の「エグゼクティブ会員」は10,560円(税込)で、購入額の2%が還元されます。
有料にもかかわらず選ばれるのは、「せっかく会費を払ったのだから通おう」という顧客心理が働くためです。海外の珍しい商品が並ぶ非日常の体験が、テーマパークのようなワクワク感を演出します。また、満足できなければ年会費を全額返金する保証もあり、入会のハードルを下げています

ロイヤリティプログラムの施策例と顧客に働く心理
施策例顧客に働く心理の例
年会費制(有料会員)「払った分は使わないと損」
エグゼクティブ会員への2%還元「どうせ同じ買い物をするなら、少しでも還元されるほうがお得」
年会費の全額返金保証「合わなければ返せるなら安心」「まずは試してみてもいいかも」
  • 会費を先に払わせることで、「元を取りたい」という心理を来店・購入の動機に変えている
  • 全額返金保証で入会の不安を軽減し、有料会員への心理的ハードルを下げている

会員制ビジネスについて興味がある方は、ぜひ下記の記事もご覧ください。

会員制ビジネスで選ばれ続ける仕組みとは?設計と成功のヒントをわかりやすく解説

【成功事例6.無印良品】購入以外の興味・行動も評価してブランド思想への共感を浸透

実施企業
主な成果・会員アプリの年間アクティブユーザーが1,500万人以上
・ブランドの思想への共感を軸に置くことで、過度な価格競争に巻き込まれない関係性を構築

無印良品では「MUJI GOOD PROGRAM」というポイントがたまるロイヤリティプログラムを導入。買い物だけではなく、店舗へのチェックインやマイバッグの持参、コラムの閲覧などのアクションそのものを評価するのが特徴です。
たまったポイントは買い物に使用するほか、社会的活動に寄付もできます。買い物という枠を超えて、ブランドの価値観に共感する人を巻き込んでいるのが強みです。

ロイヤリティプログラムの施策例と顧客に働く心理
施策例顧客に働く心理の例
チェックインやレビューでもポイント「買わなくてもいい」と心理的ハードルが下がる
資源回収やマイバッグ持参でもポイント「良いことをしながらお得」
「社会に良い行動がブランドに認められてうれしい」
ポイントを社会的活動に寄付できる「この企業の姿勢を応援したい」
  • 購入以外の日常の行動を評価し、来店していない時間もブランドとの接点をつくり続けている
  • 環境・社会活動をポイントに組み込み、「無印の価値観が好き」という共感で選ばれる関係を築いている

既存の商品やサービスをさらに好きになってもらう「市場浸透戦略」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

市場浸透戦略とは?明日から使える5つの施策と成功事例を徹底解説

【成功事例7.スシロー】アプリと連動した来店促進・ユーザーの体験改善

実施企業
主な成果・スシローアプリは累計2,000万ダウンロードを突破
・アプリを通じて来店予約や事前注文ができ、待ち時間の短縮など「来店前・中・後」の体験改善につなげている

株式会社あきんどスシローは、自社のロイヤリティプログラムを2026年6月に刷新。ポイント付与の基準を来店・ネット注文回数から、会計時の金額ベースで100円(税込)ごとに1ポイントがたまる仕組みに統一しました。
たまったポイントは値引きクーポンやオリジナルグッズ、「感謝まいど盛り」といった限定メニューへ交換できます。年間200ポイントの獲得で、ポイント付与率が1.5倍になる会員ランク制度も導入しました。ほかにも家族の誕生月に5%OFF、ガチャ用コインがもらえる特典など、リピートの動機を多角的にアプリ内へ組み込み、人気を集めています

ロイヤリティプログラムの主な施策と顧客に働く心理
施策例顧客に働く心理の例
金額連動のポイント「たくさん頼むほどお得」
ゴールド会員(1.5倍)「もっと上を目指したい」
誕生月クーポン「自分(家族)を大切にしてくれている」
  • 売上貢献の大きい優良客を優遇し、一人あたりのLTVの向上を目指す設計にしている
  • ポイントや会員ランク、誕生月特典など性質の違う特典を一つのアプリの中に集約し、幅広い客層のニーズに応えている

下記の記事では、アプリのダウンロードについて効果的なアプローチや促進事例を紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

アプリダウンロードの促進事例12選!具体的なアプローチ方法も紹介

顧客のニーズやインサイトの見つけ方については、下記の記事で詳しく解説しています。

顧客インサイトとは?ニーズとの違いや見つけ方、成功事例を徹底解説

【成功事例8.楽天】経済圏の構築とクロスユースで顧客を強力に囲い込み

実施企業
主な成果・2025年10月時点で楽天ポイントの累計発行数は5兆ポイントを突破
・2つ以上の楽天サービスを使う会員の割合(クロスユース率)の向上に貢献し、楽天経済圏の拡大を後押ししている

楽天グループでは「楽天ポイント」を軸としたロイヤリティプログラムを導入。ECサイト「楽天市場」での買い物、クレジットカード、通信、提携実店舗など、日常のあらゆるシーンで同じポイントがたまる・使えるのが特徴です。
グループ内のサービスを使うほど楽天市場でのポイント倍率がアップする「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」により生活インフラそのものを楽天に集約させ、強い愛着を生み出しています。

ロイヤリティプログラムの主な施策と顧客に働く心理
施策例顧客に働く心理の例
使えば使うほどポイント倍率が上がる「SPU」「どうせ使うものであれば楽天にまとめたほうがお得」
ショップを回るほどポイントが倍増する大型イベント「この期間に日用品も一緒に買っておこう」
「お祭り気分でついで買いを楽しもう」
ネットとリアル(実店舗)を網羅したポイント共通化「ポイ活(ポイント活動)が楽しい」
「使い分けなくてすむから楽」
  • 生活のあらゆる決済を共通ポイントでつなぎ、他社へ移行するコストが高すぎる
    (楽天から抜け出せない)状態を構築している
  • 現在のポイント倍率や獲得状況をアプリで視覚的にわかりやすく明示し、ユーザーの「もっと倍率を上げて攻略したい」というゲーム感覚に訴えかけている

顧客の囲い込み戦略について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

囲い込み戦略とは?顧客をファン化し売上を伸ばす方法と失敗しないポイント

【成功事例に学ぶ】ロイヤリティプログラム成功の3つの共通点

【成功事例に学ぶ】ロイヤリティプログラム成功の3つの共通点

成功しているロイヤリティプログラムには、業種を問わず共通している工夫があります。ここでは、その3つの共通点を紹介します。

なお、導入によるメリットやほかの事例についても確認しておきたい方は、下記の記事もご覧ください。

リワードプログラムとは?5つの導入メリットと導入事例3選

ポイント1.参加・利用のハードルを下げる

特典が豪華でも、使い方が複雑だったり、利用条件がわかりにくかったりした時点で、顧客は離脱しやすくなります。人は面倒を感じた瞬間に、興味が薄れてしまうものだからです。成功している企業は、この「ひと手間」を戦略的に削減しています。
手間の削減が難しい場合は希少性やゲーム性を持たせ、手間を「面倒」ではなく「ワクワクする体験」に変えるという逆の発想も効果的です。

◎例

  • 決済と同時に自動でポイントが反映される
  • 手続きは動画化・アニメーション化し、画面でなぞれば終了する仕組みをつくる

ポイント2.「お得感」と「特別感」を両立させる

割引やポイント還元といった金銭的な「お得感」は大きな魅力です。しかし、それだけでは、より高い還元率を打ち出す競合との価格競争に巻き込まれてしまいます。この状況を回避するため、成功企業は「お得感」に「特別感」などのほかの価値観を組み合わせています「自分は大切にされている」という精神的な満足が、価格を超えたブランドへの愛着を生み出します。

◎例

  • 企業と顧客の関係を超え、顧客に一緒に企業のブランドをつくりだしていく「仲間」としての活動を求める

ポイント3.購入以外の行動も評価する

評価の対象が「購入」だけだと、買い物の頻度が低い顧客と企業のつながりは薄れ、やがては断絶してしまうかもしれません。ささやかな特典で良いので、購入以外の行動も評価する視点が大切です。接点を増やし、日常的なつながりを絶やさないように配慮しましょう。

◎例

  • メルマガの開封
  • アプリの起動やアンケート回答
  • SNSでのシェア

ロイヤリティプログラムの作り方と各段階でよくある失敗・対策

ロイヤリティプログラムの作り方と各段階でよくある失敗・対策

ここでは、自社でロイヤリティプログラムを始めるための手順を3ステップで解説します。各ステップで陥りやすい失敗と、その対策もセットで押さえておきましょう。

ステップ1.目的とターゲットを明確にする

最初に「何のために」「誰に向けて導入するのか」という目的と、狙いたいターゲット層を明確化しましょう。目的は大きく広げず、「リピート率向上」「客単価アップ」「離反防止」などから一つに絞るのが効果的です。
ターゲットは既存の顧客の中で「こういう人に増えてほしい」というモデルを参考に、具体的に設定するのがおすすめです。

よくある失敗・目的が曖昧なまま、とりあえずポイントを配ってしまう
・競合がやっているからという理由で、自社の利益構造を計算せず一律のポイント還元を始めてしまう
よくある結果・プログラムを導入しなくても買ってくれていた既存顧客に対して、ただ自社の利益を削って値引きをバラまくだけの施策になってしまう
主な対策・事前にKPIをシミュレーションする
・損益分岐点をあらかじめ試算し、予算の上限を設定する
特定の顧客層や、特定の店舗・商品に限定したスモールスタートからはじめ、数字の推移を見ながら徐々に拡大していく

ターゲットがどのような心理の変遷をたどって購入にいたるのか、より戦略的に把握したい方は下記の記事をご覧ください。

購買プロセスの理解で成果が変わる!基本の5段階から分析方法、実践ステップまで徹底解説

購買行動とは?時代別にみるモデル11選とマーケティングへの活用法を解説

ステップ2.特典とルールを設計する

目的とターゲットが決まったら、具体的な特典とルールを設計します。ポイント付与やランクアップの条件などは、矛盾がないように条件を変えてシミュレーションしながら、丁寧に組み立てましょう。
ここで注意したいのは、顧客が直感的に「得だ」「目指したい」と思えるシンプルさと、自社の利益を圧迫しないコントロールのバランスです。特典が「景品類」に当たる場合は、金額の上限などが景品表示法に抵触しないか調査しておくことも重要です。

よくある失敗・特典が魅力不足で参加されない、もしくは逆に大盤振る舞いで赤字になる
・ルールが複雑で、顧客が使い方を理解できず離脱する
・景品類の上限を知らずに超えてしまう
よくある結果・登録したまま一度も使われない休眠会員を大量に生み出してしまう
主な対策・顧客の声や競合を参考に、魅力と採算のバランスを取る
・お得感と特別感を組み合わせ、ゴールまでの距離を可視化する
・特典の付与や交換の条件は極力シンプルに設計する
・設計段階で景品表示法を確認する

企業が返金保証を導入する際は、「消費者に明確な条件を提示する」「誤認されない仕組みをつくる」などのポイントを押さえなければなりません。返金保証キャンペーンは顧客の心理的ハードルを下げる効果的な施策ですが、法的リスクが発生しやすくもあります。

当サイトでは、返金保証キャンペーンの実施にあたり、景品表示法の基本知識や法令違反を防ぐポイントがわかる資料を無料配布しています。下記の画像をクリックのうえ、ダウンロードしてご覧ください!

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ステップ3.運用と効果測定、改善のPDCAを回す

最後に担当部署とツールを決め、ロイヤリティプログラムの運用を開始します。開始した後は、「顧客が実際にプログラムを通じて行動を変えてくれているかどうか」という点に注目して効果を測定しましょう。指標は、会員登録数だけではありません。いくつかの視点があります。計測結果によっては、特典内容のアップデートや休眠会員へのリマインド施策など、改善に向けた対策案をご検討ください。

◎注目すべき指標の例

  • リピート率:再購入につながっているか
  • 特典利用率:特典が使われないまま残っていないか
よくある失敗・スタッフ間の共有や顧客への案内が進まず、認知されない
・プログラムが動き始めてから景品表示法への抵触が発覚する
・効果を測定せず、効果が出ない施策が適用され続ける
よくある結果・ただ自社の利益を削って値引きをバラまくだけの施策になってしまう
・中身が動かずプログラム自体が形骸化してしまい、システム保守費だけが発生し続ける
主な対策・「会員稼働率」「リピート率」「特典利用率」の3つを毎月の共通KPIとして設定し、定点観測する仕組みをつくる
ロイヤリティプログラムの企画段階で景品表示法に詳しいプロに相談、連携する
・定期的に会員へのアンケートやデータ分析を行い、季節に応じた限定特典の追加や、休眠会員に対するポイント失効前のリマインドを打つなど、プログラムの鮮度を保つ

「リピート率」と「リピーター率」を混同しているケースは、実は少なくありません。一度しっかり押さえておきましょう。気になる方は、詳しく解説した下記の記事をご覧ください。

リピート率を上げる5つの方法!基本知識から注意点まで総まとめ

「リピーターの作り方」実践講座!顧客を増やす9つの施策を紹介

ロイヤリティプログラムを手軽に始めるならキャッシュバックがおすすめ

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ロイヤリティプログラムは顧客との関係を深め、継続購入を促進してLTVの向上や売上の安定化につながる重要なマーケティング施策です。しかし、「何から取り組めば良いのかわからない」「自社にはそこまでのリソースがない」と感じた方も多いのではないでしょうか。そんなときは、汎用性の高いキャッシュバックキャンペーンの実施がおすすめです。顧客に「キャッシュバック」という特典を渡し、リピートとファン化を促進しましょう。

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