返金に必要な口座情報とは?収集方法や確認時の注意点・効率的な返金手法を解説

返金に必要な口座情報とは?収集方法や確認時の注意点・効率的な返金手法を解説
返金に必要な口座情報とは?収集方法や確認時の注意点・効率的な返金手法を解説

顧客への返金では、振込先となる銀行口座の情報を正確に確認する必要があります。しかし、メールや電話、郵送などで口座情報を収集する場合、顧客の返信待ちや入力ミスへの対応、個人情報の管理など、返金担当者にさまざまな負担が生じます。
本記事では、返金時に確認すべき口座情報や収集方法、課題を解説。さらに、顧客の口座情報を企業側で収集せずに返金できる方法についても紹介します。

なお、当サイトでは「返金のたびに口座情報を確認するのが大変」「返金件数が増え、現場の負担やコストが気になっている」という方に向けて、返金業務を効率化する方法をまとめた資料を無料配布中です。実際に工数・コストを1/6以下に削減した事例も紹介していますので、下記のボタンからダウンロードのうえご覧ください。

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顧客への返金時に確認すべき口座情報の5つの項目

顧客への返金時に確認すべき口座情報の5つの項目

顧客への返金にともなう銀行振込を完了させるためには、必要な口座情報を過不足なく収集することが不可欠です。1項目でも情報が不足していたり誤りがあったりすると、振込手続きが滞るだけでなく、金融機関側での着金エラーが発生する恐れがあります。

顧客から収集すべき口座情報の基本項目は、下記の5点です。

返金時に確認する口座情報実務上のチェックポイント
1. 金融機関名
(+金融機関コード4桁)
・銀行・信金などの正式名称を確認
・4桁の統一コードを把握するとネットバンキング入力がスムーズになる
2. 支店名
(+支店番号3桁)
・ネット銀行などの名称ブレを防ぐため、3桁の店番をセットで申告してもらう
3. 預金種目・「普通」または「当座」を選択式(チェックボックスなど)で確認し漏れを防ぐ
4. 口座番号
(金融機関・口座に応じた正確な番号)
・ゆうちょ銀行の場合は振込専用の店番・口座番号を確認する
5. 口座名義
(正確なカタカナ表記)
・入力間違いが生じやすい項目
・金融機関に登録されている口座名義を正確に確認する

なお、返金対応における手順の流れや実務上のリスク、法律の基礎知識については、下記の記事で詳しく解説しています。あわせてご確認ください。

「返金対応とは?企業が押さえるべき手順・リスク・法律の基礎知識」

返金口座の情報を収集する3つの方法

返金口座の情報を収集する3つの方法

顧客から返金口座の情報を収集する方法は、主に次の3つです。

どの収集方法を選択するかによって、担当者の工数やリスクが大きく異なります。ここでは、それぞれの方法の特徴をひとつずつ見ていきましょう。

方法1.メール・Webフォームでの回収

1つ目は、問い合わせへの返信メールや専用のWebフォーム(Googleフォームや問い合わせ管理システムなど)を通じてテキストデータで回収する方法です。
デジタル上でやり取りが完結するため、聞き間違いなどの人為的ミスを抑えやすく、テキストデータとして扱えることから転記の手間を抑えやすい利点があります。しかし、顧客側が「後で返信しよう」と放置してしまったり、案内メールが迷惑メールフォルダに振り分けられたりするケースも少なくありません。

なお、メールで口座情報を収集する際は、あらかじめ「必須入力項目」と「具体的な記入例」を記載したテンプレートの活用が有効です。下記のテンプレートをコピーし、自社の運用に合わせてカスタマイズしてご活用ください。

件名:【〇〇ストア】ご注文キャンセルにともなうご返金先口座のご確認

〇〇 様

いつもご利用いただき誠にありがとうございます。〇〇サポート担当でございます。
この度のご注文キャンセルにともない、商品代金のご返金手続きを進めさせていただきます。

大変お手数をおかけいたしますが、下記の返金先口座情報をご記入のうえ、本メールへのご返信をお願い申し上げます。

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■ ご返金先口座情報(下記の項目をご記入ください)
1. 金融機関名:    銀行(信用金庫・農協など)
2. 支店名(店番):    支店(店番:   )
3. 預金種目:[普通 / 当座]※該当するほうに○を付けてください
4. 口座番号(金融機関・口座に応じた番号):
5. 口座名義(カタカナ):
————————————————————————
【ご記入例】
1. 金融機関名:三菱UFJ銀行
2. 支店名(店番):渋谷支店(店番:123)
3. 預金種目:普通
4. 口座番号:1234567
5. 口座名義(カタカナ):ヤマダ タロウ
————————————————————————
※ご注意事項
・口座名義は、金融機関に登録されている名義を正確にご入力ください。
・ゆうちょ銀行をご指定の場合は、通帳記載の「記号・番号」ではなく、他行からの振込用「店名・店番・口座番号(7桁)」をご入力ください。
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方法2.電話口での直接聞き取り

2つ目は、カスタマーサポート窓口などの電話口で、顧客から直接口座情報を聞き取ってメモに残す方法です。

通話中に口座情報の収集が完了するため、インターネット操作が苦手な顧客にもスムーズに案内できます。しかし、口頭確認ゆえの聞き間違いや転記ミスが生じるリスクがあるほか、口座情報を適切に取り扱うための運用ルールも必要です。

もし、クレーム対応などでやむを得ず電話口で聞き取る場合は、下記のようなルールを徹底しましょう。

  1. 数字は1桁ずつ「1(イチ)」「7(シチではなくナナ)」と区切って復唱する
  2. 口座名義の漢字とカナを厳密に確認する
  3. 確認後はただちに社内システムへ登録し、手書きメモはシュレッダーで破棄する

方法3.郵送(申請書)での回収

3つ目は、返金口座記入用の申請書と返信用封筒を顧客の自宅へ郵送し、手書きで記入・返送してもらう方法です。
Webでの手続きに不慣れな顧客にも案内しやすい一方、書類の発送・返送に時間がかかるほか、郵送料や封入・発送などの事務作業が発生します。
また、「まだ返金されないのか」といった二次クレームの引き金にもなりやすいため、迅速な対応が求められる返金業務には不向きです。

返金にともなう口座情報収集で押さえるべき4つの課題

返金にともなう口座情報収集で押さえるべき4つの課題

返金にともなう口座情報収集で押さえるべき課題は、主に次の4つです。

それぞれの課題について、詳しく解説します。

課題1.口座情報の提供に抵抗を感じる顧客への対応に時間がかかる

近年、個人情報保護に対する意識の高まりや、金融詐欺・不正送金に関する報道の影響により、返金のためであっても企業に銀行口座情報を伝えることに抵抗を感じる顧客もいます。

【口座開示への抵抗によって生じるトラブルの例】

  • 「なぜ返金のために口座番号まで教えなければならないのか」と顧客から不審がられる
  • 口座番号の確認・入力が心理的負担となり、案内メールを開いたまま返信を後回しにされる
  • 返信が来ない未完了案件が滞留し、リマインドメールの送信や個別架電といった追客工数が発生する

このように、顧客が口座情報の提供に抵抗を感じると、返信が遅れたり、企業側でリマインドや個別確認が必要になったりする場合があります。結果として、口座情報の収集から返金完了までに時間を要してしまうのです。

課題2.個人情報の厳重な管理と漏洩リスクを抱える

顧客の銀行名・支店名・口座番号・名義カナなどの口座情報は、適切な管理が求められる重要な情報です。氏名などと組み合わせて特定の個人を識別できる場合には、個人情報として適切に取り扱う必要があります。

【口座情報の管理・保持にともなうリスクの例】

  • 受信メール、CS管理ツール、Excelやスプレッドシート、振込用CSVなど、口座情報が分散・滞留する
  • アクセス権限の制限、ファイルのパスワード暗号化、振込完了後の速やかなデータ削除など、運用ルールの策定と徹底に多大なコストがかかる
  • 情報漏洩が発生した場合、顧客対応や原因調査などの追加対応が必要となるほか、企業の信用に影響を及ぼす恐れがある

課題3.部署間の手続きが多く返金までに時間がかかる

返金対応に複数の部署が関わる場合、部署間の確認や承認によって返金完了までに時間を要することがあります。

【返金フローの一例】

  • CSや店舗窓口が口座情報を集約
  • リスト化して経理部門へ申請
  • 経理の承認・締め日に合わせて振込実行

課題4.組戻し手数料と再確認の手間が発生する

名義カナの1文字違いや口座番号の誤入力によって着金しなかった場合、金融機関側で「入金不能」として処理され、資金返還の手間が発生します。
さらに、金融機関所定の組戻し手数料が自社負担になるだけでなく、顧客へ再度電話やメールで正しい口座を確認し直さなければなりません。返金件数が多い企業ほど、経理担当者の本来のコア業務を圧迫する「見えないコスト」が大きく膨らむのです。

なお、顧客の少額返金の未受領を防ぐための運用改善については、下記の記事でも詳しく解説しています。あわせてご確認ください。

「少額返金の未受領を減らす4つのポイントとは?運用改善の進め方を解説」

返金時の口座情報収集・管理を効率化する「ウォレッチョ」

返金時の口座情報収集・管理を効率化する「ウォレッチョ」

ここまで紹介した口座情報の収集・管理にかかる負担を軽減する方法の一つが、BtoC送金サービス「ウォレッチョ」です。ここでは、ウォレッチョのおすすめポイントを4つ紹介します。

ポイント1.口座情報を企業側で収集せずに返金できる

顧客の金融機関名や口座番号の情報は、一切必要ありません。顧客のメールアドレスや電話番号(SMS)宛に受取用URLを送付するだけで返金手続きが完了します。
企業へ口座情報を伝える必要がないため、口座情報の提供に抵抗がある顧客にも案内しやすくなります。また、顧客自身で受取手続きを進められるため、返信待ちにともなうリマインドや個別連絡など、返金対応にかかる負担の軽減も可能です。

ポイント2.口座情報を自社で保持する必要がなく、管理負担や情報漏洩リスクを抑えられる

ウォレッチョでは、企業側で口座情報を収集・保持する必要がないため、口座情報に関するアクセス権限の管理やデータ削除などの管理負担を軽減できます。また、口座情報を自社で保持することにともなう情報漏洩リスクの低減にもつながります。

ポイント3.PayPayやATM受取など、多彩な受取方法から選べる

PayPayをはじめとする電子マネーやATM現金受け取りなど、複数の受取方法に対応しています。送金案内URLを受け取った顧客は、専用画面から希望する受取方法を選択できます。

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企業側が個別に受取手段を用意する必要がなく、顧客の希望に合わせた柔軟な返金が可能です。

ポイント4.リアルタイムな口座確認で、組戻しや再確認の手間を未然に防止できる

顧客が口座番号や名義カナを間違えても心配いりません。入力内容に相違があった場合は、入力した顧客側の操作画面上で即座にエラーを返します。そのため、企業側に組戻しエラーの連絡が入ることがなく、組戻し手数料の実費負担や顧客への再確認連絡といった手間を未然に防ぐことが可能です。

なお「ウォレッチョ」を導入し、返金対応の工数・コストを従来の1/6以下に削減した事例を、下記の記事で詳しく紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

「返金対応の工数・コストを1/6以下に削減した自動販売機ベンダーの事例」

返金時の口座情報収集を見直し、返金業務の負担を減らそう

返金時の口座情報収集を見直し、返金業務の負担を減らそう

正確な返金を行うためには、金融機関名・支店名・預金種目・口座番号・口座名義の5項目を漏れなく確認することが重要です。また、メール・電話・郵送などで口座情報を収集する場合は、入力ミスへの対応や口座情報の管理など、さまざまな業務負担が生じます。

返金件数が増えるほど、こうした1件ごとの確認・管理が担当者の負担になりやすいため、「口座情報をどう集めるか」だけでなく、「口座情報を自社で集めない返金方法」も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
BtoC送金サービス「ウォレッチョ」なら、企業側で顧客の口座情報を収集することなく返金できるため、これまで返金のたびに発生していた口座情報の確認・管理業務を見直せます。

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