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キャッシュバックキャンペーンとは?仕組み、メリット、成功への実践ポイントなどを丸ごと解説

キャッシュバックキャンペーンとは?仕組み、メリット、成功への実践ポイントなどを丸ごと解説

キャッシュバックキャンペーンとは、消費者に購入金額の全部または一部を現金で還元する販促手法です。(最近は現金だけでなく、電子マネーでの還元も増えています)
本記事では、キャッシュバックキャンペーンの基本的な仕組みやメリット、成功ステップ、注意点などを丁寧に解説します。キャッシュバックキャンペーンの概要を理解したい方は、ぜひ最後までお読みください。

なお、株式会社スコープでは、キャッシュバックや返金などさまざまな個人向け送金に利用できるBtoC送金サービス「ウォレッチョ(WalletCho)」を提供しています。
ATMからの現金受け取り・電子マネーなど5つの送金方法がある「ウォレッチョ」の詳細は、下記からサービス資料をダウンロードのうえご確認ください!

目次

キャッシュバックキャンペーンとは?最初に押さえておきたい基礎知識

キャッシュバックキャンペーンとは?最初に押さえておきたい基礎知識

キャッシュバックキャンペーンとは、購入に関して一定の条件をクリアした際に、購入金額の全部または一部を現金で消費者へ還元する販促手法です。

本章では、最初の段階で押さえておきたい「キャッシュバックキャンペーンの基礎知識」について説明します。

  1. キャッシュバックキャンペーンの基本的な仕組み
  2. キャッシュバックの受け取り方法
  3. 「返金」「値引き」との違い

キャッシュバックキャンペーンの基本的な仕組み

キャッシュバックキャンペーンとは、消費者の興味・関心をひきやすく、販促効果が高い販促手法です。
まずはどのような手法があるのか、仕組みについて説明します。

  1. 金額による分類
  2. 還元率による分類
  3. タイミングなどによる分類

金額による分類

キャッシュバックキャンペーンの基本となるのが、還元される金額による分類です。「全額」「定額」の2種類があります。

全額還元型
  • 購入金額の全額を還元する
  • 高額商品の初回購入、新製品の試用などに効果的
  • 古物商許可証が必要になるケースもある
定額還元型
  • 購入金額の一部を還元する
  • 購入の後押し、リピート率の向上などに効果的
  • 購入金額の10%から30%程度が一般的

還元率による分類

キャッシュバック額が固定か変動か、その還元率によっても分類があります。

定額型
  • 該当者全員一律で還元金額が定められている
  • わかりやすく、参加しやすい
総額型
  • キャンペーン全体の総額から応募者全員に還元
  • 応募者数によってキャッシュバック金額が変動する
山分け型
  • 応募者の中でもさらに該当者のみに還元
  • 応募者全員には当たらない
  • 該当者数によってキャッシュバック金額が変動する

タイミングなどによる分類

キャッシュバックのタイミングにより、商品購入時に還元される「即時型」と、応募や審査後に還元される「後日型」の2種類があります。

後日還元型の場合、購入を証明する書類や個人情報、受け取り方法などの提出が必要となるケースが大半です。対象商品の返品を条件とするケースもあります。

即時型
  • その場で結果がわかる
  • すぐに手に入るので、消費者の満足度が高い
  • アピール力が強く、周りを引き込みやすい
後日型
  • 後日、結果がわかる
  • 期間中の期待度が高まり、再アプローチにつながりやすい
  • 長期間にわたる場合、消費者の離脱リスクへの考慮が必要

応募回数で分類されることもあります。

1回限定型 1人1回
(例)「おひとり様1回限り」
回数制限型 上限設定
(例)「おひとり様につきチャンスは3回まで」
無制限型 制限なし
(例)「期間中は何度でも応募可能」

キャッシュバックの受け取り方法

キャッシュバックは現金のみならず、多様な方法で受け取れます。近年は送金サービスやデジタルギフトの普及により、送付から受け取りまでスムーズに進められるようになりました。

主な受け取り方法や特徴については、下記をご覧ください。

方法 種類 特徴
ATM受け取り 現金
  • ATMやコンビニのレジで受け取れる
  • 送金サービス導入の手続きや利用料が必要
銀行口座振込 現金
  • 指定の銀行口座に直接振り込まれる
  • ネットバンキングの契約、口座情報の取得や振込手数料が必要
郵便為替
現金書留
現金
  • 郵便為替や現金書留で受け取れる
  • 住所情報の取得、発送作業が必要
電子マネーへの
チャージ
電子マネー
  • 電子マネー残高へチャージされる
  • 利用していない層への訴求力が弱い
ポイント還元 ポイント
  • 企業独自のポイントで受け取れる
  • 利用先が制限される
商品券
ギフト券
金券
  • 手渡しや郵送などで受け取れる
  • ニーズに合っていれば利用しやすいが、利用先が限定される

中でも、やはり消費者に人気が高いのは「現金」です。現金は価値が実感できるうえに、受け取った瞬間から自由に使えるという魅力があります。

一方で、企業にとって現金は、盗難や紛失、資金不足などのリスクが否めません。より厳しい管理が必要となります。手間やコストを考えた場合、キャッシュバックキャンペーンの効果的な運用に向け、プロの手を借りるのもおすすめです。

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「返金」「値引き」との違い

「返金」「値引き」との違い

「キャッシュバックは返金とどう違うの?」「値引きじゃないの?」という質問が、よくあります。実質的に商品がお得に手に入るという点では、同じようなものだと考える人も少なくありません。
厳密にいうと、異なります。わかりやすいところでは、割引が商品やサービス自体の価格を引き下げる施策であるのに対し、キャッシュバックは元の価格が変わりません。

また、キャッシュバックが単なる「返金」「値引き」ではなく「景品」として扱われる場合は、原則として景品表示法(景表法)の対象となります。適用となる条件は、一概には断言できません。キャンペーンの詳細や文言によって、さまざまな解釈があるからです。

もし、判断に迷う場合は、景表法に基づいたキャッシュバックキャンペーンの支援事例が豊富なプロに、遠慮なくご相談ください。

キャッシュバックキャンペーンを実施する4つのメリット

キャッシュバックキャンペーンを実施する4つのメリット

本章では、キャッシュバックキャンペーンの主な4つのメリットを紹介します。

  1. 認知拡大、販売促進が図れる
  2. 顧客ロイヤルティの向上が見込める
  3. ブランドバリューを損なわずに実施できる
  4. マーケティングのデータ収集につながる

メリット1認知拡大、販売促進が図れる

キャッシュバックキャンペーンでは、商品やサービスが実質的に安くなるというお得感で、購買の心理的ハードルが下がります。普段は目を向けない商材にも、興味を示してもらうチャンスです。

購入後のリスクが軽減されるので、特に高額な商品や継続が前提のサービスの強力な後押しとなります。

認知拡大、販売促進が図れる

消費者の購入課題において、価格の優先度が相対的に低下するのも大きなメリットです。商品やサービスの魅力をダイレクトに訴求できるので、消費者の思考や選択肢が分散しづらくなるからです。

さらに、キャッシュバックキャンペーンはSNSや口コミで拡散されやすく、広範囲へのプロモーション展開が期待できます。ユニークなキャンペーン設計により、競合との差別化が図りやすいのもメリットの一つです。

メリット2顧客ロイヤルティの向上が見込める

キャッシュバックキャンペーンは、競合他社への流出防止策としても機能します。既存顧客やリピーターへの限定キャンペーン展開で、ポジティブな囲い込みができるからです。

限定感のあるキャンペーンは、「自分だけの特別感」を生み出します。効果は、商品やブランドへの愛着を深めるだけにとどまりません。口コミや紹介制度を通じて、新規顧客の獲得にもつながります。

さらに、キャッシュバックがあることで、通常より高額な商品の購入を後押しできます。愛用の商品が対象の場合、まとめ買いが発生する可能性も高く、1人あたりの購入金額の向上が見込めます。

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メリット3ブランドバリューを損なわずに実施できる

キャッシュバックキャンペーンは賞品やサービスの価格を維持しながら、実質的な割引効果が提供できる施策です。商品自体の値段を下げる値引きやセールとは異なり、「安売りしている」という印象を与えにくいという特徴があります。

高額な商品やサービスでも、ブランドバリューを損ないません。

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また、キャッシュバックキャンペーンは定価での支払いが一般的です。そのため、初期の収益を確保しやすいという利点もあります。手元資金の確保がスムーズになるので、「資金繰りに即効性がある」と評価する企業も少なくはありません。

メリット4マーケティングのデータ収集につながる

キャッシュバック時にアンケートを実施すると、今後のマーケティング戦略に役立つ貴重なデータを収集できます。キャッシュバックという直接的なメリットがあるため、回答数の増加も見込めます。

質問項目の例

基本属性 氏名/年齢/性別/居住エリア/職業/メールアドレス/その他
意識調査 商品イメージ/使用感/感想/満足点/不満足点/企業イメージ/その他

アンケート結果や業務内で得られたフィードバックは、使いやすいようにデータベース化しておきましょう。汎用的にルールを決めて、活用しやすく整理しておくことが重要です。

キャンペーンの終了後には、総括的な分析を行います。効果検証と改善点の洗い出しが、今後のプロモーションや商品開発をするうえでの重要な基礎資料となります。

マーケティングのデータ収集につながる

「キャッシュバックキャンペーンは実施しても効果がない」「意味がない」と感じたことがある方は、残念ながら、これらのメリットを戦略に十分に活かせていなかったのかもしれません。

実施の意味や効果を実感できるキャッシュバックキャンペーンについては、下記の記事で詳細を解説しています。ご興味のある方は、ぜひクリックのうえご覧ください。

【業界別】キャッシュバックキャンペーンの活用事例3選

【業界別】キャッシュバックキャンペーンの活用事例3選

キャッシュバックキャンペーンの活用シーンは、ECサイトやオンラインショップ、サブスクリプションサービス、金融、家電、塾など、業種や商材も多種多様です。

本章では、業界別の好事例を3つ紹介します。

  1. 大手家電ブランドのキャッシュバックキャンペーン
  2. 消費財メーカーの全額保証キャンペーン
  3. 大手流通企業の自社アプリ利用促進キャンペーン

事例1大手家電ブランドのキャッシュバックキャンペーン

大手家電ブランドが対象商品の購入者全員に対し、最大3,000円のキャッシュバックを実施しました。

メインターゲット 50代から60代の男性
展 開 全国の家電量販店・EC

キャンペーンでは、「ウォレッチョ」の事務局運営、送金サービスなどを活用。過去事業との比較で、応募処理コストは約50%、送金コストは約40%の削減に成功しました。

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事例2消費財メーカーの全額返金保証キャンペーン

消費財メーカーが対象商品の購入者に対し、5日間以上の使用で満足できなかった場合に当該商品の購入代金を全額返金するキャンペーンを実施しました。

メインターゲット 20代から40代の女性
展 開 全国の量販店・EC

キャンペーンでは、「ウォレッチョ」が事務局運営で応募受付から送金処理まですべてに対応。企業の負担を大きく軽減しつつ、メディア運用を含む大規模展開をスムーズに実現しました。

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事例3大手流通企業の自社アプリ利用促進キャンペーン

大手流通企業が、店頭レジでの自社アプリクーポンの提示と期間内合計1万円以上の購入で自動エントリー後、抽選で最大1万円がキャッシュバックされるキャンペーンを実施しました。

メインターゲット 30代から50代の女性(主婦層)
展 開 自社アプリ会員向け施策

キャンペーンでは、「ウォレッチョ」の事務局運営と送金サービスを活用。送金手数料の約80%コストダウンに成功しました。

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上記のようなキャッシュバックキャンペーンの背景には、成功に共通する運営のポイントがあります。次章で、詳細について説明します。

キャッシュバックキャンペーンを成功に導く5つのステップ

キャッシュバックキャンペーンを成功に導く5つのステップ

本章では、キャッシュバックキャンペーンを成功に導く戦略を、5つのステップで紹介します。

  1. ターゲット層と目的の明確化
  2. 市場・競合の分析
  3. キャッシュバックキャンペーンの設計
  4. キャンペーンの運営・キャッシュバックの実施
  5. 成果検証・改善

ステップ1ターゲット層と目的の明確化

キャッシュバックキャンペーンは目的により、対象者や手法、費用などが大きく異なります。「誰に何をどうしてほしいか」の3点を基軸に、最初に具体的なターゲット像と明確なゴールを設定しましょう。

ターゲット像のポイント 年齢/性別/居住エリア/職業/興味・関心/購入履歴・頻度/生活スタイル/その他
目的の例 認知拡大/新規顧客の獲得/購入の後押し/お試し使用/在庫処分/顧客の流出防止・定着/リピート率の向上/休眠顧客の掘り起こし/その他

進捗管理をしやすくするため、目的は段階別に設定するのがおすすめです。年間のマーケティング戦略の中で、今回のキャッシュバックキャンペーンが果たすべき役割を把握しておきましょう。

ターゲットと目的が明確になったら、具体的な目標数値を設定していきます。この目標がキャンペーン全体の指針であり、成功への基盤となります。

ステップ2市場・競合の分析

市場や競合の分析も重要です。市場のニーズを把握し、競合他社がどのようなキャンペーンを実施してきたか、もしくは実施しようとしているのか見極めましょう。調査の過程で差別化のヒントが得られることも、多々あります。

しかし、競合の施策をそのまま適用するのは危険です。ターゲット層や目的、キャンペーンに投入する人員や資金などのリソースが異なれば、結果も当然変わってきます。期待した効果が得られないばかりか、大きな損失をも招きかねません。

競合のアイディアを参考にしつつ、差別化や訴求のポイントを探り出すのが分析の目的です。一時の損得や目新しさに惑わされず、合理的な意思決定を図りましょう。

ステップ3キャッシュバックキャンペーンの設計

オペレーションは、現実に沿ってどれだけ具体的に設定できるかが重要です。まずは社内リソースなどの棚卸を行い、現状把握に努めましょう。
設計のポイントが曖昧なときは、主な検討項目をまとめた下表を参考に考えてみてください。

実施体制 運営事務局/窓口/連携機関/運営体制/責任者・人員/必要備品/その他
予算・費用 運営費/人件費/需用費/役務費/使用料/管理費/事業費/その他
スケジュール 全体スケジュール/キャンペーンスケジュール(実施期間/購入期間/応募期間/対応期間など)/その他
対象・条件 対象者/対象商品/実施規模/キャッシュバックの条件/金額/方法/その他
オペレーション 全体管理実施フロー/進捗管理/データ管理/セキュリティ/不正対策/トラブル・クレーム対策/リスク対策/スタッフの研修・教育/告知・広報/その他
資料・その他 広告/マニュアル/FAQ/問合せ・意見収集/アンケート設計/回収/集計/分析/事業総括/報告書作成/その他

人員や予算、ノウハウなどリソースの不足部分を洗い出し、どのように補完・対応していくか多角的な視点で検討していきます。

自社だけでの運営が難しそうであれば、企画段階からプロに相談・連携するのも一つの考えです。結果的にコスト削減にもつながり、費用対効果の高い運営が期待できます。

例えば、BtoC送金サービス「ウォレッチョ」は、多種多様な業種、商品・サービスでの支援実績が豊富です。法律や経理の側面のサポートもあり、初めての『現金・電子マネー』の販促活用に不安がある方も安心してキャッシュバックキャンペーンを展開できます。

【企画段階から「ウォレッチョ」へ相談・連携をおすすめする理由】

  • 成功のノウハウがすでに構築済み。随時更新で最新のケースにも対応
  • 企画段階からキャンペーンの終了までワンストップのサポート
  • 企業の実施体制にあわせてスモールスタートから柔軟に対応

キャッシュバックキャンペーンのプロ「ウォレッチョ」の詳細が気になる方は、下記からサービス資料をダウンロードのうえご確認ください!

ステップ4キャンペーンの運営・キャッシュバックの実施

キャッシュバックキャンペーンの開始直後と終了間際は、応募や質問が集中しやすい時期です。混乱を防ぐため、あらかじめ対応人員や体制などの強化を図りましょう。

油断は禁物です。エラーが生じにくいシステムやフローを構築していても、イレギュラーなトラブルを完全に避けることはできません。さまざまな事例の想定と、マニュアルや対応の動線を随時更新していく即時性が重要です。

キャンペーンの運営・キャッシュバックの実施

特にクレームなどの場合は、初動が鍵をにぎります。初期対応を誤るとリスクが拡大しかねないため、できるだけ迅速で丁寧な対応を徹底しましょう。

ポイントは、消費者目線に立つことです。消費者に対するスタッフ一人ひとりの寄り添いが信頼や満足感を高め、キャンペーン成功の支えとなります。

ステップ5成果検証・改善

キャッシュバックキャンペーンでは、狙った効果が出ているかどうかの測定・検証が欠かせません。アンケートを含む顧客からのフィードバックは、キャンペーンの成功要因や改善点を明らかにする貴重な意見です。最初に設定した目的・目標に照らし合わせ、キャンペーンの事業成果を測りましょう。

全体のデータにこだわる必要もありません。トラブルやクレームなどの事例は短いスパンで共有し、柔軟に修正・改善を反映させていくことが重要です。スタッフや関係部署などからの意見も、内部プロセスの改善や効率化に役立ちます。

キャンペーン期間中でも効果的な施策があれば周知徹底を図り、効果的なPDCAサイクルにつなげていく姿勢が大切です。

キャッシュバックキャンペーン実施時の注意点と対策

キャッシュバックキャンペーン実施時の注意点と対策

キャッシュバックキャンペーンは販促効果が高い反面、細かい注意も必要です。本章では、見落としがちなポイントを踏まえ、3つの注意点について説明します。

  1. 法令の遵守
  2. リソース不足への対応
  3. トラブル・リスクへの対応

注意1法令の遵守

キャッシュバックキャンペーンの運営で重要な法律が、「景品表示法」と「古物営業法」です。「古物商許可証」が必要となるケースもあります。いずれも対象や条件が細かく定められているので、安全に進めるためには、できるだけ専門家への相談をおすすめします。

また、プライバシーや個人情報保護に関する法律にも注意が必要です。収集データの管理方針をしっかり定め、法令遵守で不備が生じないよう徹底しましょう。

効果的な対策の例

専門家への相談/専門家への業務委託/参加規約の明確化/セキュリティ対策の強化/その他

景品表示法に基づいたキャンペーンについて詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

注意2リソース不足への対応

キャッシュバックキャンペーンでは、企画から実施、終了までに必要なリソースを十分に確保しておくことが重要です。特にコストは想定以上に膨らむケースが多く、しばしば課題としてあげられます。

例えば「応募殺到」という本来であれば喜ばしいケースも、リソースが足りなければ対応できない、厄介な問題へとうつりがちです。
無理のある運営体制は、スタッフの心身にも影響を及ぼします。こうした事態を防ぐためにも、事前の状況分析を徹底しましょう。問題の起きそうなポイントの特定と、早めの対策が有効です。

効果的な対策の例

事前設計・シミュレーションの精緻化/条件の明確化・明示/セキュリティ対策の徹底/業務の外部委託(一部もしくはセクション全部)/専用サポートツールの活用/自動化のシステム構築/キャンペーン事務局代行会社への依頼/その他

ただし、これらの分析や準備自体にも、一定のコストがかかります。そのため、局所的な対応ではなく、プロジェクト全体を見据えた効率的な管理が求められます。

リソース不足が解消できない場合は、キャッシュバック事務局代行会社への依頼も検討しましょう。

企業の負担を減らす「キャッシュバック事務局代行」について調べてみる

注意3トラブル・リスクへの対応

キャッシュバックキャンペーンでは、不正行為のようなトラブル・リスクへの対策が不可欠です。よくある事例は、重複応募やデータの改ざんなど。限定商品や人気商品では、転売目的の買い占めが発生するケースもあります。

キャンペーン期間中は対応業務が増えるため、スタッフ間の対応にもばらつきが生じやすくなります。キャンペーンの拡散性が裏目に出て、小さなトラブルが大きな問題へと発展するリスクも否定できません。

事前に間違いの起こりにくいオペレーションフローやマニュアルを整備することで、ある程度の防止は可能です。

効果的な対策の例

シンプルなフロー作成/事前設計・シミュレーションの精緻化/業務の外部委託(一部もしくはセクション全部)/専用サポートツールの活用/自動化のシステム構築/その他

慣れないうちは専門家にサポートを依頼し、ノウハウを吸収しながら実施するのも良い方法です。

企業の負担を軽減し、安全で効果的なキャッシュバックキャンペーンの運営をサポートする「ウォレッチョ」なら、柔軟な対応が可能です。スモールスタートで始めて徐々に自社運用へシフトするなど、ご希望に寄り添う支援を行います。次章で詳細について説明します。

「ウォレッチョ」なら手間をかけずに丸ごと解決!企画から運用まで安心サポート

ウォレッチョの受け取り方法は5種類

キャッシュバックキャンペーンは、実施効果が高く、メリットも大きい販促手法です。その分、慣れないうちは企業の負担も少なくありません。

「ウォレッチョ」は、キャッシュバックキャンペーンや全額返金保証キャンペーン、現金プレゼントなどで活用できるBtoC送金サービスです。企業は対象となるエンドユーザーにURLを配布するだけ。また、受け取りもシンプルな操作性で手軽なシステムが、人気を集めています。

ウォレッチョ導入のメリット例

さらに、「ウォレッチョ」運営の株式会社スコープは古物商許可(古物商免許)も取得しています。そのため、キャッシュバックの対象商品が古物に該当する場合でも、法的に問題なく安全にキャンペーンを運用できます。

「ウォレッチョ」は、キャッシュバックキャンペーンの運用実績が豊富な専門スタッフが、販売促進の企画から実行までをトータルで支援します。サービスはワンストップで、キャンペーン施策後のアンケート調査・応募者のデータ分析などにも対応。詳しくは下記のボタンから、サービス資料を無料でダウンロードしてご確認ください。

執筆者:草刈直弘
この記事を書いた人

草刈直弘

株式会社スコープ ウォレッチョ事業責任者。スコープ入社後、大手流通・外資系日用品メーカーなどの販促支援に従事。大手アパレル×衣料用洗剤ブランドタイアップ、家電ブランド店頭販売員教育プログラムのデジタル化などの新規案件を数多く担当。キャッシュバック販促のDXから着想を得て、2021年にウォレッチョ事業を立ち上げ~現職。

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