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「自社のサービスに会員登録を導入すべきか」「どうすれば登録者を増やせるか」といった悩みを持つ方に向けて、この記事では会員登録の基本から実践的な運用方法まで幅広く解説します。
会員登録とは、匿名の訪問者を識別可能な顧客として認識し、データに基づいた継続的なアプローチを可能にする仕組みです。うまく活用できれば、リピート率の向上や販促費の削減など、事業の安定成長につながります。
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会員登録とは、企業が提供するサービスを継続的に利用してもらうために、ユーザーに氏名やメールアドレスなどの基本情報を登録してもらい、特定の個人を識別できる状態にする仕組みのことです。
会員登録によって「匿名の訪問者」が「識別可能な顧客」に変わるため、企業は顧客の属性や行動履歴を追跡できるようになり、データに基づいたマーケティング活動が可能になります。
会員登録の仕組みは下記の記事でも詳しく解説しています。
多くのサービスでは、会員登録と並んでゲスト(非会員)のまま利用できる選択肢を用意しています。ゲスト購入はユーザーの入力負担が少なく初回の利用完了率を高められる反面、リピート促進や顧客分析に活用できるデータが限られます。
一方で、会員登録は初回の登録に手間がかかるものの、顧客データを蓄積して継続的なマーケティングに活用できるのがメリットです。ゲスト購入と会員登録の違いは次のとおりです。
| ゲスト購入 | 会員登録 | |
|---|---|---|
| ユーザーの利便性 | 高い | 低い |
| 購入完了率 | 高い | 低い |
| リピート購入 | 低い | 高い |
| データ蓄積 | 限定的 | 豊富 |
理想的な戦略は、まずゲスト購入で利用のハードルを下げ、その後「登録するとより便利に使えます」と案内してスムーズな会員化を促すハイブリッド型の運用です。

会員登録を導入することで、企業は顧客との長期的な関係構築と収益の最大化を実現できます。主なメリットは次の4つです。
なかでも注目したいのが、コスト面でのメリットです。会員基盤が整っていない場合、新規顧客の獲得に注力せざるを得なくなり、販促費が膨らみやすくなります。
一方で、会員基盤を構築することで、販促費を抑えて安定的に売上を確保できる体制を整えられます。
会員登録のメリットについてより詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

会員登録には多くのメリットがある一方で、導入前に把握しておくべき課題も存在します。事前にリスクを理解し、適切な対策を講じることが重要です。
サービス利用の条件として会員登録を必須にした場合、利用者の心理的・物理的な負荷により、離脱率(サイトを離れる割合)が上昇する可能性があります。離脱の主な原因は次の3点です。
離脱を防ぐには、登録のハードルを下げる工夫が必要です。
日本国内では個人情報保護法の遵守が義務付けられており、万が一情報漏洩が発生した場合には、社会的信用の失墜だけでなく多額の損害賠償が発生するリスクがあります。企業は、情報の取得から破棄にいたるまで厳格な管理体制を構築しなければなりません。
個人情報を安全に管理するための基本的な対策を実施しましょう。
会員管理システムを構築・維持するためには、相応のコストが発生します。
コストを最適化するには、自社開発ではなく既存のSaaS(クラウドサービス)を活用することが現実的な選択肢です。クラウド型であれば初期費用を抑えつつ、必要最小限の機能から段階的に拡張できます。
ただし、会員登録の導入判断を行う際は、コスト単体ではなく将来的な収益(投資対効果)で検討を進めましょう。長期的な収益源を確保できるかどうかが、導入の判断基準となります。
会員登録を通じた新規顧客獲得の具体的な戦略については、下記の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

会員登録の仕組みを導入しても、登録者が増えなければ効果は得られません。ここでは、登録のハードルを下げ、登録意欲を高めるための実践的なポイントを解説します。
登録することでユーザーが得られる特典を具体的に示すことで、ユーザーの登録意欲を高められます。
特典を活用した会員獲得施策についてより詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせてご覧ください。
登録フォームの入力負担を減らすことで、途中離脱の原因を解消できます。手間が少ないほど登録完了率は上がるため、フォームの設計は登録者数に直結する重要な要素です。
「登録すると何が便利になるのか」が伝わらないと、ユーザーは登録に踏み切りにくくなります。登録後の体験を具体的に示しながら、個人情報提供への不安も合わせて払拭できると、登録率の向上につながりやすくなります。
登録を促す導線は、ユーザーの利用の流れを分析しながら、最も登録意欲が高まるタイミングに設置することが効果的です。
会員登録の施策では、ユーザーに「登録を強制されている」と感じさせないことが重要です。「登録した方が自分にとって得で便利だ」と自然に感じてもらえる設計を意識することで、無理なく登録者数を増やしていけます。
なお、新規会員を獲得する手段として「キャッシュバックキャンペーン」も効果的です。キャッシュバックキャンペーンを活用した会員登録促進策について、より詳しく知りたい方は下記の資料もご活用ください。
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会員登録は導入がゴールではありません。登録後も継続的に利用してもらうための仕組みづくりが、長期的な収益確保には不可欠です。
継続的に利用してもらうためには、利用実績に応じた特典制度を設け、顧客に自社サービスを使い続けるメリットを感じてもらえる仕組みが効果的です。
購入金額や回数に応じてランクを分け、上位ランクほどポイント付与率のアップや送料無料といったメリットを提供しましょう。「今の特典を維持したい」という心理が自然と働き、長期的な利用継続につながりやすくなります。
また、会員限定のシークレットセールや新商品の先行販売、誕生日特典なども有効です。こうしたサービスは他社との差別化要因となり、長期的なファンの育成につながります。
会員登録によって得られた属性や行動データを活用し、顧客一人ひとりの状況に適したタイミングで情報を届けましょう。
例えば、登録直後の顧客にはサービスの活用方法を順序立てて伝えるステップメールを送り、一定期間購入がない顧客には再訪を促すリマインドメールを送るなど、一人ひとりに合わせたコミュニケーションが大切です。
顧客が求めるタイミングで役立つ情報を届けられれば、サービスへの信頼感が自然と高まり、良好な関係を長く維持しやすくなります。
蓄積された購入履歴や閲覧履歴を分析し、個々の顧客に最適化された提案を行うことで、自然な形での再購入をサポートできます。過去に購入した商品に関連するアイテムを推奨したり、消耗品の買い替え時期を予測して案内を送ったりする手法は、顧客の利便性を高めると同時に購入頻度の向上にもつながります。
加えて、サイトへの訪問ごとに付与されるログインボーナスなどの仕組みも、日常的なアクセスを習慣化させる手段として効果的です。
会員制ビジネスで顧客に長く選ばれ続けるための設計や運用のヒントについては、下記の記事で詳しく紹介しています。あわせてご覧ください。

会員登録は、単に顧客の情報を取得するだけでなく、名前のわからない訪問者を特定の顧客として認識し、長期的な信頼関係を築くための重要な仕組みです。
顧客の好みに合わせた情報を届けられるようになることで繰り返し利用してくれる顧客が増え、販促費に頼りすぎない安定した事業運営につながります。
ただし、登録を無理に強制したり手続きが複雑すぎたりすると、利用者が離れてしまう原因にもなります。まずは、利用者に「これなら登録したい」と自然に感じてもらえるような特典の用意や、入力負担を減らす工夫から取り組んでみてはいかがでしょうか。
また、魅力的な特典で登録率を高めたい方にはBtoC送金サービス「WalletCho(ウォレッチョ)」がおすすめです。

URLを送るだけで特典を届けられるため、金券の購入・封入・発送にかかる手間とコストを大幅に削減できます。受取時の入力ミスはエンドユーザー側で自己解決できる仕組みのため、企業側の再処理業務も軽減されます。
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草刈直弘
株式会社スコープ ウォレッチョ事業責任者。スコープ入社後、大手流通・外資系日用品メーカーなどの販促支援に従事。大手アパレル×衣料用洗剤ブランドタイアップ、家電ブランド店頭販売員教育プログラムのデジタル化などの新規案件を数多く担当。キャッシュバック販促のDXから着想を得て、2021年にウォレッチョ事業を立ち上げ~現職。